ちゃき@小学校教員

公立小学校教員/MIEE/単著「はじめての理科専科」など

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最近の記事

ステルスCanva

超久々にnoteを更新しています。 今年度、久しぶりに学級担任として過ごしました。 無事一年間走り切れたのは、ICTをフルスイングで活用できたからだと思います。 Teamsを母艦とし、ロイロ、Kahootなどなど・・・ どれも子どもたちの学びを加速してくれました。 ただただ、我が自治体では、まだCanvaは導入されていません(泣) でも、やっぱりあの洗練されたデザインはワークシートとして活用したい・・・ そこで、自宅PCのCanvaで作成したワークシートをロイロに

    • 結果と考察の違いは?

      これ、理科を初めて教える先生によーく聞かれる質問です。 よく言われるのは、 結果➡︎見たままの現象 考察➡︎結果から考えたこと とまぁ、こんなことが言われていますね。 具体例をあげます。(4年生ものの温まり方「金属」) 結果➡︎熱したところから順にろうそくが溶けた。(見たまま) 考察➡︎ろうそくが溶けたところから、熱が伝わったことになるので、金属は熱したところから順に熱が伝わると考えられる。 という感じになります。 でも、この違いを子どもたちに伝えるのって結

      • 4年 水の温まり方の指導について

        4年生で学ぶ、水の温まり方でよくご質問をいただくことがあります。それが 「水の温まり方を調べる実験、水の中に何を入れたらクルクル対流する様子が見られますか?教科書の削り節だと全然クルクル回ってくれないんですよぉ〜」 結論から言いますと 「対流=くるくる回って温まる」ではないです!つまり、くるくる回らなくて良いのです。むしろ回らない方がいいくらいです。 順を追って説明します。まず、水の温まり方を正しく調べるにはサーモインクを使うのが最も分かりやすいのでサーモインクを使っ