SKATしてる？　～第61回宣伝会議賞個人的最終結果～

一次通過数に関しては以前触れたが、「どれが通ったのか、どこまで通ったのか」がついに判明した。

個人的にはぜんぜんSKATしないというか、まあ結局受賞に届かなかったわけだ。ついこないだまで「通過するかどうか不安」とか言ってた人間とは思えない厚顔さである。

んでまあ、とりあえず協賛企業賞やファイナリストのコピーを見て、「あ～～～～～負けた」となってるわけです。しかも今回、SKATでコピー検索できるので、ワードを入れたらファイナリストが誰か分かってしまう。これがシステムの不備なのか別にそこまでやるならいいよ的な見逃しなのかわからんが、まあどちらにも知ってる人の名前があり、「あ～～～～～負けた」と敗北感に打ちひしがれておるわけです。

ちなみに、協賛企業賞全体の印象を一言で表すと以下だ。

「若い！」

いやもちろんおっちゃんも多少いるのだが全体的に写真が若い。下手したらこちらが応募を始めたころには地上に存在してなかった人もいるのではないか。もうこんなおっさんは宣伝会議賞にはお呼びではないのかもしれない。しかし老兵は死なず。刺しても切っても死なず。「こ、こいつゾンビか！？」次回、「オールドゾンビファッション！脳も古けりゃコピーも古い」絶対見てくれよな！

閑話休題。

さて今回結局5本通過したコピーがどこまでいったのか。

通過したコピーと共に振り返っていきたい。

●エー・ピーホールディングス　2次通過

飲み会が安く済んだのに、損した気分になったこと、ないですか。

意外な２次である。まあ結局安かろう悪かろうだと満足度がないよねということが言いたかった。というか実感。自分が下戸なので料理がマズいとなんも楽しくないという背景もある。

●江戸川区　1次通過

一人ひとりを、独りにしない。

びっくりした。形的には整ったかなと思ったが、まったく同じ形でカブりまくってもおかしくないくらい定型文ぽいなと思ってたのでカブらなかったことが意外。まあ発想はカブってるが。

●東北新社　1次通過

この恋は、失恋しない。

今回の「本命コピー」©贈りびと。というか応募後人に見せてもこれが一番評判がよかった。個人的にもいけるんではないかと思って期待していたが結局一次止まり。にしてもこの課題「美しい」のワードがめちゃくちゃ多かったな。「モノクロなのに鮮やか」みたいなのも書いてたが、全然通らず。発想一緒なのが並んでてぐぬぬとなったがアフターザフェスティバル。　

●特別課題　1次通過

「広告なしプラン」を選ぶのが、もったいなくなるものを。

これまた意外に評判がよくて、「みんなここ掘りそうと思ったらそうでもないのだな」と思い期待していたら一次止まり。結局切り口にしかなってないのだろうか。ふむう（三国志風）。

●松井証券　1次通過

・音声広告
男A：俺やっぱマスコミかな
女A：手堅いね〜、でも基本は食品じゃない？
男B：俺はゼネコン狙いたいけどね
女B：なに？就活の狙い？
男A：いや、投括の狙い。
女B：は？

NA：投資活動も、若いうちからのほうが見極めがきくかも。松井証券

これは音声広告の中でもあんまり期待してなかったので意外。なんというか自分で書いておいてナンだがこういうグループは意識高い系ぽくてイヤだ。すぐ異業種交流会に行きそう。

まあそんな感じです。５本なのですぐ終わる。にしても、応募コピーの見せ合いの際に「人に見せられるとしたらこれかなぁ」と思ってたやつが珍しく通っていて、見る目が養われたのかもしれない。で、他の人のをちらほら見るに、「見せ合いの時にこんなの見たっけ？」と感じていて、もしかして単純にこちらの弾数が少なすぎただけなのかとも思った。一軍メンバー揃えて挑んでいい勝負してたつもりが相手は二軍だった、みたいな衝撃。

あ、そういえば最後に。受賞ならびにファイナリスト選出の皆さんおめでとうございます。今年はシルバーくらいを取って打ち上げのカラオケでCreepy Nutsの「助演男優賞」を歌って立場とリンクさせてみる計画があったのだが、誰かに託します。