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コピグラジドラ まとめ編その3 【21~最終話】

前回前々回からの続き。注釈が多くて長いです。すいません

21話
「ここが、東京…」人の多さは淡路島とはあまりにも異質だ。「ここ(シャカ)でいったい(シャカ)何がぼく(シャカ)を待つとい(シャカ)うんだろう…(シャカ)」独り言の合間にマラカスの音が挟まる。コピグラの危機と、ミカグラの創生に相関関係はあるのか。

※シャカ
「響きからして、仏教に関係あるのでは?」という非常に深い考察がTwitter上でRうるさんにより行われていた。いい着眼点といえるだろう。でも関係ない。

22話
気づくと翌日の昼。MケトもKズマァ。も既にいない。Oびとは慌てた。いつの間に眠っていた…?
そんな中、薬っ狂。だけはハイテンションで歌い続けている。なぜこんなに元気なのか?まさか、本当にヤ…

シャカ…シャカ…

遠くから聞こえる聞き慣れぬ音。それは次第に大きくなり、部屋の前で止まった。

※本当にヤ…
さすがに自粛してくれたようで良かった。

23話
「ここか」幼帝ことY田は両手に持つマラカスに尋ねる。呼応するように右手に持つ「運慶」と左手に持つ「快慶」が震えた。ドアを開けてOびとの姿を認めると、笑顔で話しかける。「Oびとさん、ヤツを止めにきました」その場にいた全員ののどが、グビと鳴る。

※運慶と快慶
深い意味はなく、セットっぽい名前を考えた時に「阿含と雲水」か「運慶と快慶」しか浮かばなかっただけである。運慶快慶天気予報(byラーメンズ)。
※グビと鳴る
言わずと知れたM山N也さんのシルバー受賞作、「社員全員、グビ。」が元ネタ。ちなみに第57回である。

24話
「その必要はない」
幼帝の背後に現れた男の姿を一同は二度見した。
「Rーラーさん!」
「関西はなんとかした。あとは…くっ」
苦悶の表情のRーラーの腹部には血が滲んでいた。
「大丈夫ですか!」
心配の声をよそに傷だらけのRーラーは言い放った。
「なぁに、普通に生きてりゃ、とっくに死んでる」

※関西はなんとかした
こういえばなんとかなる。なんとかなったんです。さすがR-ラーさん。
※傷だらけのRーラー
西城秀樹の曲「傷だらけのローラ」が元ネタ。これを書きたいがためにR-ラーさん負傷してる説あり。
※なぁに、普通に生きてりゃ、とっくに死んでる
R-ラーさんによる、第60回のファイナリスト作品。でもこの場面での使い方だと、普通に生きていないか、実際は死んでるかのどちらかになる。なんてこった。

25話
「すぐ病院を手配します!」テキパキとテee.が連絡を取り出したので、Oびとはこの場を任せることにした。「関西は大丈夫なようだ。Y田さん、俺たちはアイツを!」すると地下から何かが響いてくる。「歌…?アイドルか…?」

※テキパキ
テee.さんが幹事検定に受かりそうなほどバリバリに動いてくれるというエピソードを基にねじ込んだが、字面上は非常に普通の話。

26話
「慎重にいきましょう!スパイのハンドブックにも書いてありました!」
そう言うY田とともにOびとが歩を進めると、地下の手前、いわゆる半地下の部分に春のOガワがいた。
「Oガワさん、なぜここに?」
「地下にいるボスが足止めしろって…あっ」
まさか美だけではなく内幕までポロリしてくれるとは…。

※スパイのハンドブック
正確には「スパイのためのハンドブック」の模様。知らなかったが幼帝の愛読書らしい。帝なのかスパイなのか。
※ポロリ
何がこぼれているのかわからんが、D子さんによるとそれは「美」らしい。たぶんホメてる。

27話
「すみませんが通してもらいます」春のOガワの首筋にマラカスで一撃を入れるY田。そのまま階段を降りていくと突き当りに重々しい扉があった。「この扉の向こうにヤツが…」顔を見合わせるY田とOびと。扉の装飾は豪華で、まるでグランプリとゴールドを足したかのような…

※マラカスで一撃
本来はマラカスは武器ではありません。気をつけましょう。

28話
扉を開けると、玉座に眼鏡の男が座っていた。
「ここを突き止めるとは…なかなか見どころのある力をお持ちですね」
いきなりのマウントにたじろぐふたり。
「Tなかさん、なぜ…(ギュルリ)」
Oびとを急な腹痛が襲う。
「手下の薬っ狂。にPOISONを盛らせた…病院に行くほどでもないから苦しいだろう?」

※なかなか見どころのある力
第58回グランプリ「なかなか見どころのある悩みをお持ちですね。」より引用、というか改変
※(ギュルリ)
第58回真木準賞の「ギュルリ途中下車。」より引用、というか改変
※病院に行くほどでもないから苦しい
第58回コピーゴールド作品より引用、というか改変
※POISON
布袋ネタをこんなところでぶち込まれるとはTなかさんも思っていないだろう。

29話
痛みをこらえながら、踏ん張るY田。「淡路島牛乳を飲み続けた健康力をナメるなよ…!」マラカスを玉座に向かって投げつけると、Tなかの態勢がわずかに崩れる。「今です!Oびとさん!」荒い息を吐きながら立ち上がったOびとの手には、くす玉ボンバーが握られていた。

※マラカスを玉座に向かって投げつけ
本来はマラカスは武器ではありません。気をつけましょう。
※くす玉ボンバー
爆発物は祝勝会会場に持ち込めないため注意。

30話
Oびとの放ったくす玉ボンバーはTなかに命中した。
「THANK YOU & GOOD BYE…」
爆発の中、布袋の名曲を呟くTなか。なんというスリルあるラストシーンだろうか…。

黒煙に咳き込むOびととY田に被さるくす玉の垂れ幕。そこには、Rーラーのアイコンとともにあのことばが記されていた。

『お見事です』

※THANK YOU & GOOD BYE、スリル、ラストシーン
布袋ネタをここまで重ねられるとはTなかさんも思っていないだろう。
※お見事です
R-ラーさんの代名詞的なセリフ。このリレー小説がお見事なわけではない。

31話
「なぜTなかさんがこんなことを…」「…S賞にもう参加できない私にとって、コピグラは次の標的だった…絶対王者のOびと、飲み会で無双するM尾が目障りだったのだ…」「hibi○imさんは…」「グランプリ仲間のホットラインで操作した」「そんなホットラインが…」Oびとはゆっくりと踵を返した。

※目障り
「いや排除しなくても普通にコピーで勝負できるんでは?」と思ってはいけない。もともと整合性などない。

32話
「Oびとさん!Y田さん!」
Nこが駆け寄る。
「D子さんのゴシッ…情報収集能力でここを突き止めて…大変やったですねぇ」
「悲しいよ、皆コピーを愛する気持ちは同じなのに…」
Oびとが呟くと、どこからかタンバリン片手に現れた薬っ狂。が叫んだ。

「イ〜ネ!」

「よくねぇよ!」

【完…ですか?】

※イ~ネ!
クレイジーケンバンドのボーカル・横山剣の決め台詞。Yっくる。さんがこれを本当に連発しているのかどうかは知らない。
※完
いや、もう完にするしかない。長いし。

ということで終わります。お読みいただきありがとうございました。
いつかOびとさんの朗読で語られることを願って…とか書いてたらホントに本家の朗読が始まった。時代が動いたぜ


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