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もし自分がラジオでフリートークをするとしたら。

本当に今更という感じだが、最近ラジオを聞くようになった。アプリで聞けるようになったから、というのが理由だ。タイムシフト機能により、いつでも好きな番組を聞けるというのが大きい。
「オードリーのオールナイトニッポン」
「佐久間宣行のオールナイトニッポンzero」
あたりをよく聞いている。リアルタイムはまず無理なので(特にZEROのほうはAM3時からだし)、まさにタイムシフトが大活躍。
単発でたまに一回限り(評判が良ければレギュラーになったりもする模様)のパーソナリティもいるが、これも結構面白い。「オカダカズチカ」「鬼越トマホーク」「藤井風」のいずれもなかなかバラエティに富んでいて面白かった。

さてそれはともかく、毎回思うのはフリートークの難しさである。フリーといっても、本当に何も用意してなくてその場で話題を見つけるというのはほぼないと思われる。一応ディレクターと打合せして、「今日はこの話題」と決めてからしゃべるのだろうが、話題が決まっているから楽にしゃべれるというわけではないだろう。相方やディレクターのツッコミによって話題が変わったり、ふくらませる予定のないところがふくらんだり、そういったのをうまく処理しつつオチまで持っていくというのは一種の技術だ(オチないこともあるが)。

先日友人たちとZoom飲み会(といっても酒を飲んでたのは7人中2人)をしたのだが、その際にややウケた話がある。もしこれをフリートークで語るとしたら?と、ふと妄想が膨らんだので書いてみることにする。一人語りだとだらだらとなって読みづらいので、架空の相方に合いの手を入れてもらう形で。

【妄想フリートーク「陶芸」】
俺A「こないださ、陶芸体験にいったのよ、子供のイベント付き添いで」
俺B「へえ、いいじゃん」
俺A「いやほんとよかったよ、石窯もあって、ピザづくり体験とかもできたし。子供たちも喜んでてさ、ちなみに今使ってるのがその時に作ったマグカップ」
俺B「え?めっちゃ上手いじゃん、そんなに器用だった?」
俺A「すごいだろ、これ9割がた先生が作ってるから」
俺B「どういうことだよ、陶芸体験じゃないのかよ」
俺A「いやちゃんと作ったんだよ。粘土練るところから始めて、見よう見まねでひもを作って重ねていって、何とかマグカップの形に見えるかな、みたいなところまでできたんだけど、最終的に先生に渡したら、ほぼ一から成型された」
俺B「ええー」
俺A「多分変な形のままだと焼いた時に割れるから、とか何かの理由があるんだろうとは思うんだけど…。子供たちのもバンバン直されるから、ちょっと複雑な気分で見てたよ」
俺B「いいのかよそれ、トラウマもんじゃん」
俺A「いやまあ一応希望通りにやってはくれるから…。出来上がったもの見て喜んでたからいいんじゃないかな。ほぼ直されてはいるけど」
俺B「じゃあ自分で作ったものはないんだ」
俺A「余った粘土でムーミンのニョロニョロは作ったよ」
俺B「何やってんだ」


ああ、なんか思い切りオードリーの影響を受けてる感じの構成…。しかもこれだと多分5分も持たないな。30分以上しゃべるのってホントすごいことだなあ。SPOONとかで自分で配信している人はやはり喋りが上手いのだろうか。もしくは声が良ければけっこうどうにかなるのか…。


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