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「あの感覚」ってどの感覚よ

「すべてが…止まって見える」
スポーツ選手などが非常に好調な時に体験すると言われる「ゾーン」。それは極度に集中力が高まり、思う通りに動けたりする状態のことだ。
多分テストだろうと将棋だろうとゲームだろうとゾーン状態はあると思うのだがスポーツで例に出されることが多い。

これをコピーなどの公募に置き換えてみると「考える端からアイデアが出てすらすら書ける」ような状態と言えるだろう。恐らく受賞などの好成績をコンスタントに出せる人というのは、この状態になりやすい技術を持っている。習慣的に視点を変えられたり、考えを切り替えることができるのではないか。

例えば「1日で200本書きました」みたいな人。「てにをはと順番を変えたやつがそのうちの180本あります」とかでない限りは、非常に高い発想の技術を持っているといえるだろう。ゾーンにも入りやすいのではないだろうか。

では仮に、「自分がいいのを書けた時」がゾーンに入っていたとした場合、その再現にはどうすればいいだろうか。自分の場合でいえば受賞作を書いた時を思い出してみる。

「課題を見てすぐ思いついた」
「特にひねろうともせずそのまま書いた」
「後からブラッシュアップもしなかった」

という要素が思い起こされる。すでに「まぐれ」の文字がちらついているが、無理やり分析していこう。「課題を見てすぐ思いついた」というのは先入観や知識なく考えているとも言える。頭の中に「●●をどう表現すれば…」みたいな悩みがない、フラットな状態を保つ、とも言える。
「特にひねろうともせずそのまま書いた」「後からブラッシュアップもしなかった」あたりも基本的にはフラットな状態。ということはまずぱっと見で浮かんだものを書いていけばいいのではないか…!?


と、思ってやっていたのだが現在「ぱっと見てもなんも浮かんでこない」状態になっている。やっべ。ゾーン遠いぞ。


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