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宇宙漫画といえば「度胸星」でしょうが!

何でか知らないが、妻が最近宇宙に興味を持ちだした。
いろいろYoutubeで宇宙関連の動画を見ていて、唐突に「超ひも理論って何だろう」と言い出したので「何?度胸星の話?」と聞いたら当然のように知らなかった。

超ひも理論といえば度胸星でしょうが!

宇宙飛行士漫画で一番成功しているのは「宇宙兄弟」であることに異論はない。
しかし、個人的に一番印象深いのは「度胸星」である。
調べてみると「宇宙兄弟」の仕掛人である編集者も「度胸星」は意識していて、あえて作者に見ないように言っていたんだとか。
(noteありました)


「度胸星」の作者は山田芳裕。「デカスロン」や「へうげもの」のヒットで知られる、特徴的なタッチとアングルを駆使する漫画家である。

ストーリーをざっくり言うとこうだ。

時は近未来、火星に向かった宇宙飛行士たちが遭遇したのは、謎の立方体(に見える)、テセラック。言葉通り「次元の違う」存在であり、3次元の枠外にいるためか、上空にいるように見えて地上の基地を潰したり、人間を「裏返し」たりする。宇宙飛行士たちで唯一生き残ったスチュアートは人類の意地を見せるためテセラックに挑む……一方で地球にいるのが主人公。トラック野郎であった三河度胸は、火星へ救出に向かう宇宙飛行士の選抜試験に参加を決める。地味で頭がいいわけでも腕っぷしが強いわけでもないが、凄まじいド根性で過酷そのものの試験を切り抜けていくが…?

てことでこの漫画途中で打ち切りになっていることもあって、ほとんどが選抜試験の内容になっている。ただその試験の切り抜け方や度胸が根性を見せるときの迫力、さらにたまに差し込まれるテセラックの謎とあまりに圧倒的な力、などなど非常に面白い。なんでこれを打ち切りにしたんだよ、とは思うが、雑誌連載だとテセラックとかあまりに謎すぎて読者の興味を引かなかったのかなあ。

今は復刻版がネットで見れたり買えるようです。

と、ここまで強烈プッシュをしておきながら、わたくし「度胸星」をこれまでずっと「どきょうせい」だと思っておりました。正しくは「どきょうぼし」のようです。今回検索して初めて知った。

さあ、「度胸星」を読んで、「この続き読めないのかよ」と身もだえしましょう。


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