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二次と三次と協賛とファイナリストと。

Twitterで触れた程度ですっかり忘れていたが、宣伝会議賞の2次以降の結果が発表されたということで、ついに山のフドウ、じゃなくて贈りびとさんが動いた。こちらのブログ。

毎回悔しがったり喚いたり妬んだり嫉んだりしているように見せて、その根底にあるコピー愛がすごいよなぁ。

まあぶっちゃけて言うと、協賛企業賞にもファイナリストにも極端に言えばグランプリにも、ケチをつけようと思えばつけられるんです。
「●●で見たことがある」とか「上手だけど新鮮味がない」とか「インパクトあるけどコンプラ的にどうか」とかね。

自分が上手くいかなかった悔しさがそういう負の感情に転化してもおかしくない。しかしそこをしっかりと称えることができるのは贈りびとさんのコピー愛ゆえではなかろうか。まあ文面を見る限り悔しさ自体は死ぬほど出ているが…。

協賛企業賞とファイナリストコピーはだいたい方向性がちょっと違うものだが、今回特にはっきり分かれている印象を受けた。ストレートと変化球の差というか。詳しく言うと協賛企業賞は本当にコーナー一杯に綺麗に決まった伸びのあるストレート。ファイナリストは物凄い変化でキャッチャーすら戸惑うナックルボール。詳しく言ったわりに全く具体的じゃないな。

で、正直「書けそう」と思われやすいのは協賛企業賞なんですよ。わかりやすいから。「Aが閉じたらBが開くとか、うまい対句が思いつけばポンといけるかも~」くらいの感覚で見られるんだが、まあそれでうまくいくんであればそもそもカブりが死ぬほど生まれているんだなあ。「素直に考えた方向性も一定数押さえよう」くらいは思っていてもいいかもしれないが、道は思ったより遠い。

ところで、ファイナリストで「うおおやられた」と思ったのが、セブン銀行。まあつまり贈りびとさんとカブっている。

大型トラックで行ける銀行ってありますか?


この視点はまったくなかったし確かにそういう支店もない。
ただ心配としては大型トラックの顧客に絞るのが狭いという判断を受けるかも?という部分。そういう意味では協賛企業賞にはなりそうにない。しかし好き。


そういえば既に訂正はされているが誌面上では二次通過と三次通過が全て「追加通過」となっていた。そしてそれの誤植をお知らせするツイートでは4月号を5月号と間違えていた。いやもうテンパり具合が半端じゃないというか、ダブルチェックとかもされず少ない人数、下手したら担当一人だけで四苦八苦しているんじゃないかと心配になってしまう。

ちなみに自分を振り返るとコピーは2次に一本だけ。それがまたよりによって5本しか応募してない上に読み返してもどれがいいやらわからない朝日酒造。2次にまで行くくらいだから案外いいの書いてたのかもな、と思って読み返したがわからない。ベタなの書いてたからこれが素直と判断されればこれかも…というのはあるが。

そしてクレディセゾンのラジオCMで3次に一本。正直これが一番うれしい。どれなのかわからないが、2本ほど特に気に入ってるのがあるのでそれならいいなあ。なにげに三次の欄でむーむーさんと並んでいるのも嬉しい。肩並べた感があるね、錯覚だが。

どうでもいいが「二次」とか「三次」で検索すると、今は「にじさんじ」というVtuberの話ばっかりひっかかることがわかった。ほろらいぶ。

さて、今日結果が出たらまあお祝いだなんだでタイムラインがにぎやかになることでしょう。リアルタイムでは見れないだろうから落ち着いたらゆっくりと。
来年は祝われる側に参戦できるとよいが。

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