幼い頃からの経験で身についたプログラム

どんなに外面を作っていても家に帰ると、リラックス出来る、そんな話を聞く度に思う。
外面を作る自分がかっこいいとでも思ってる？家がリラックス出来る環境を当たり前と思うな、と。

虐待、毒親、色んな言葉を知って、自分の環境が何に当てはまるのか、分からない。当てはめるのも怖い。
だけど、ただひとつ言えることは、
家が安心・リラックス出来る環境ではない
ということ。

家庭環境は人それぞれで、自分が一番可哀想、とかは思わない。誰しも抱えているものがあると思う。それでも、もっと安心できる環境であったなら、と思ってしまう。望んでしまう、羨んでしまう。

私の親は悪い人ではない。それでも、言葉で言うのは難しいけど、一緒にいると自己肯定感を削られる。機嫌を伺って、その都度最適な自分でいる、幼いことからの経験で作られたプログラムはなかなか壊れない。壊すのが怖い。少しずつ変わろうとすると、生きづらくなったと言われ、圧がかかる。両親の激しい喧嘩を幼い時に数多く見てきて、いつか一線を超えるんじゃないかという恐怖と不安は一生消えない。過去の発言から、私がいい子でいなきゃ、納得してもらわなきゃ、という思考は消えない。

もやもや苦しい。
なにか、自分に出来ることは、ないものか。