再エネTF資料問題の本質
◉再生可能エネルギータスクフォース、長いので再エネTFの、資料に中国国営企業のロゴが入っていた問題ですが、飯田泰之先生がわかりやすく解説されていましたので、ご紹介。規制改革を担当する河野太郎大臣はチェックの不備と、問題を矮小化しようとしていますが、これは令和のゾルゲ事件になるという指摘も、あながち大袈裟ではないと思うんですよね。
再エネTF資料のロゴ問題について
再生可能エネルギー導入に向けた規制改革をすすめる「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース（以下TF）」の資料に中国国営企業のロゴが入っていたことが話題になっています．
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
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■令和のゾルゲ事件？■
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。ゾルゲ事件は、リヒャルト・ゾルゲらソビエト連邦のスパイ組織が諜報活動や工作を仕掛け、関係者が逮捕されて刑死者まで出た大事件でした。しかも、組織の中には、近衛文麿内閣のブレーンとして日中戦争を推進した元朝日新聞記者の尾崎秀実、西園寺公望の嫡孫の西園寺公一ら、錚々たるメンツです。日本が日米開戦という亡国に向かったという点でも、大きな事件でした。それに例えられるとは。
ちなみにWBPC問題が発覚したとき、自分はこれはロッキード事件より巨額で・リクルート事件より広範で・ハンナン事件より闇が濃い、戦後最大の疑獄になるかもと書きました。それを笑う人間もいましたが、この21年間で4件、25年でも14件しか認容事例がない住民監査請求を通し、9割以上が負ける国家賠償請求訴訟に勝ったのに、大手マスコミの多くがスルー。これでもう、相当にやばい事案だと思うのですが。マスコミが大騒ぎしたロッキード事件やリクルート事件と違い、ハンナン事件のときのように大手マスコミが腰が引けてるのが、我ながら良い指摘だなと自画自賛しておきましょう。
■メガソーラー利権？■
話を、再生可能エネルギータスクフォースに戻して。今回重要なのは、大林ミカ氏が辞任すればいいという責任問題ではなく。これが河野大臣だろうが岸田総理だろうが、辞任自体にはさほど意味がなく。それより誰が・何を・動かして、彼女を再生可能エネルギータスクフォースに押し込んだのかを、明らかにすべきだという点ですよね。菅義偉前総理の、メガソーラー人脈や、小泉進次郎氏など、いろんな人間が載っていますし。これって、安倍晋三元総理も部分的に乗っかってる可能性がありますし。そういう意味では、ほんとうの意味で自民党がひっくり返る可能性が。
ただ、再生可能エネルギー問題は、自民党だけでなく、民主党政権の時にできた利権ですからね。菅直人総理時代に端を発しますから、自民党を下手に攻撃すると、間違いなく野党にも飛び火して、炎上するんですよね。なので、この件をようやく報じた朝日新聞も毎日新聞も、本文では名前を出しても見出しで名前を出さない、慎重さを見せています。NHKに至っては、有識者がと、日本語がおかしいでよ？ 朝日新聞のように有識者会議メンバーと書けばいいのに。こういう細かい部分に、おかしさが滲むんですよ。
■示現舎さんの案件？■
彼女は、とても再生エネルギーについて学んだ、有識者には見えません。個人の感想ですが。実際、長らく活動されているのに、細かい経歴も隠されていて、高校卒業後に原子力やその他のエネルギー関連の研究や、再生可能エネルギー関係の仕事をしていたわけではないようです。そうではない、これこれこういう場所でこういう形で勉強したと言うなら、きちんと説明すべきでしょう。なんの知識もない活動家前とした方を、重要なポジションに迎い入れたのなら、その責任者は明らかにすべきでしょう。
メガソーラー利権周りは、正直言えば示現舎さん案件と被る部分が多く。あんまり関わりたくないです。西日本の人間ですので、命が惜しいですし。だからこそマスコミはダンマリですし、共産党系・旧社会党系・自民党系が入り乱れての呉越同舟になる面もあるだろうなと、考えてしまいます。しつこく書きますが、ただの個人の感想です。憶測です。何なら邪推です。なので、政府自民党には、市井の貧乏物書きがあらぬ邪推をしないように、きちんと説明をお願いしますm(_ _)m 個人的には岸田総理、清和会も含めて刺し違えてでも、ここらへんの自民党の膿を出そうとしているような。だから、マスコミは叩く？
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