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イーロン・マスク対ADL

◉イーロン・マスクCEOが突如批判したADLとは、Anti-Defamation Leagueの略称で、日本語では名誉毀損防止同盟と約されるようです。Wikipedia先生によれば『米国最大のユダヤ人団体。ブネイ・ブリスに起源を持ち、反ユダヤ主義と合法的に対決することを目的としている。同様の目的を掲げつつ、目的のためにはテロリズムなどの非合法手段をも辞さないとするカハネ主義の過激派団体ユダヤ防衛同盟 (JDL) とは、この点で対立している。』とのこと。なにやら、NHKの見出しに悪意を感じますが、やはりWBPCグループと関係の深いスタッフが居るテレビ局、含むところがあるのでしょうか?

【イーロン・マスク氏“Xの広告収入減はユダヤ人団体の圧力”】NHKニュース

アメリカのソーシャルメディア大手、旧ツイッターの「X」を所有するイーロン・マスク氏は、アメリカにおける広告収入が60%減少していると明らかにしました。その原因として有力なユダヤ人団体が、Xに広告を出さないよう企業に圧力をかけていると主張しています。

イーロン・マスク氏は4日、自身のXに「去年のツイッター買収以降、ユダヤ人団体のADLはSNSのプラットフォームと私を反ユダヤ主義者だと誤った非難をすることで潰そうとしている」などと投稿しました。

マスク氏は、ADLが広告主である企業に広告を出さないよう圧力をかけているとして、アメリカにおけるXの広告収入は依然として60%減少しているなどと説明しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230905/k10014184171000.html

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、X(旧Twitter)のロゴマークのファンアートですね。

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■旧スポンサー問題■

この件に関しては、イーロン・マスクの責任だと言い募る方が多いですが。だいたいが左派ですね。実際問題として、イーロン・マスク買収後、謎のワードのトレンド入りやハッシュタグ祭りは激減し、ついでにどの企業がキュレーションチームに優遇されていたかも、バレちゃいました。ああいう、思想による優遇が消えたりカネによるゴリ押しができなくなった人たちにとって、Twitterは魅力的ではなくなるのは当然ですね。その恨みから、買収から1年経とうというのに、未だにイーロン・マスク批判をするメディアがありますが。風通しが良くなったTwitterは、むしろアクティブユーザーは増加しています。

かつては広告主におもねった経営方針によって、広告費は増えていたが、ユーザーは嫌気が差していた。これはFacebookもそうで、金の力でトンデモ本の広告とか、しつこく流れてきますね。イーロン・マスク体制ではそれを辞めて、広告にさえコミュニティノート砲が炸裂する状況を作ったわけで。広告主には不愉快でしょうが、逆に言えばスポンサーも批判する真っ当な商売をしている会社としては、かえって信頼を得て有利になる面も。昔の通販生活みたいな感じで。60%のスポンサー減は痛いですが、もうそういう金の力でゴリ押しするスポンサーは、切る方向で良いのではないでしょうか?

去った人よりこれから来る人。新規のスポンサーの開拓、ブルーバッジなどでの有料ユーザーの増加、そして個人広告の増加が、今後は大事でしょうね。イーロン・マスクCEOも、それはわかっているでしょうし。将来的には、投げ銭機能も導入したいのでしょう。YouTubeやLINEのようなプラットフォーム化が目的。今は産みの苦しみとして、大変な時期ではありますが。自分は、メディアではなく場としてのX(旧Twitter)には期待しています。新しい新聞であり雑誌でありテレビでありラジオである。そんな場に成長してくれることを期待しています。

■ADLとは何者か?■

さて、名誉毀損防止同盟こと、ADLですが。ざっと検索してみると、ネットでの評判は悪いですね。ユダヤ系団体というと、サイモン・ウィーゼンタール・センターなどが有名で、一国を動かす組織というイメージなんです。どうもADL、トランプ前大統領とかをターゲットにしており、親イスラエルなのになぜ、という感じですが。過去には凍結されていたのに、イーロン・マスクCEOが復活させ、それで攻撃されているという、不思議な関係です。一種の炎上商法でしょうか? X(旧Twitter)では、buveryさんがこんな指摘をしていました。

Anti Defamation League ADLは、ユダヤ人団体というより、ユダヤ系の言論私設警察。たとえば、OKサインは『憎悪シグナル』だとか、『白人であっても良いんだよ』も『憎悪シグナル』だとしている。日本で言えば、一橋にいた在日の永久院生みたいなものかな。

英語のツイートでも、こんな感じですね。翻訳できるので、さらにWikipedia先生によれば、こんな感じの組織のようで。

1993年には、ADLの不法スパイ事件が明るみに出た。ADLはサンフランシスコ、シカゴ、アトランタの警察官を通して個人や団体の秘密ファイルを収集していたのである。当初は一部マスコミのみが取り上げていたこの事件は次第に反響を呼び、ついには大手新聞も報道するまでになった。最終的に、ADLには有罪判決が下された。

Wikipediaより

なにやら、グリーンピース・ジャパンの鯨肉宅配便窃盗事件を、思い出させますね。さらに、Blahさんのこんなツイートも。

さっきまでこの問題を議論するスペースにいたんですけど、リアルタイムでイスラエルのインテルが潜入していて興奮しました。彼女はADLなんて知らないというそぶりだったんですが、普通にADL代表とFFという間抜けぶり。 身バレした途端に逃げてアカウントも消してました。

自分のように外国の事情に疎い人間には、深い所はわかりませんが、何やらヤバい団体のように思いますね。だだ、ユダヤ系団体と言っても、もっと過激なところもあるようで、そこはグリーンピースとシー・シェパードのような関係性があるのでしょう。そうなると、穏当な団体とかもあるでしょうから、こうやって世論を喚起する意味はあるのかもしれませんね。ユダヤ陰謀論は、ややもすると危険な論争になるので、避ける人も多いのですが。さすがに、突破者のイーロン・マスクCEO、そこは果敢ですね。墓穴を掘りそうな気もしますが、しばらくは見守りましょう。

■がんばれイーロン■

実際問題として、Twitterの売上がイーロン・マスク買収後、落ちたのは事実ですしね。ただ、ブルーバッジのメンバーはそれなりに増えているでしょうし、そこらへんの報道は、ざっと検索してみた結果、出ていません。イーロン・マスクCEOが意図的に隠しているのか、そこはわかりません。おそらく、10月末に買収1年ということで、なんらかの発表があるのかもしれませんが……。ただ、広告費収益分配とか大判振る舞いで、設けとかあんまり考えていな節も見えます。大きく儲けようとは思わず、今いる社員の給料分出たら、それでいいと思ってる部分も感じます。

Twitter Japanの2022年12月期(22年1月~12月)は純利益2億7744万円だった。 前年の4億2172万円と比べると34.2%減となった。

自分としては、数々のイーロン・マスク改革──閲覧数の可視化・キュレーションチームの解体・認証バッジの廃止・新しいバッジの導入(文字修正機能や長文機能)・前社長退任・広告収益の分配・コミュニティノート機能一般化───で、風通しは良くなるし、フォロワーはガンガン増えるし、広告費収益配分プログラムに申し込んだらブルーバッジ分ぐらいは簡単にペイできたしで、良いことづく目なんですよね。イーロン・マスク改革で、空いた風穴はとてつもなく大きいので。できれば、ブルーバッジとか購入して、買い支える人が増えてほしいです。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ


売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ