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2020年NPB日本シリーズ第2戦

投打が噛み合っての連勝です。これで日本シリーズでの連勝記録を10連勝に伸ばし、ポストシーズンの連勝記録も14に伸ばしましたが……点差ほど大きな差は、読売ジャイアンツとはなかったように思います。むしろ、打線は水物ですから、第三戦が心配。福岡に帰って一日空くので、リセットぐらいのつもりで。守りを固めて短期決戦に備えること。マスコミの誘導尋問に引っ掛からないこと。

【ソフトバンク記録的爆勝!日本シリーズ10連勝で2勝0敗、デスパイネ6打点 巨人悪夢シリーズ7連敗】西日本スポーツ

 ◆日本シリーズ第2戦 巨人2-13ソフトバンク(22日、京セラドーム大阪)
 4年連続の日本一を狙うソフトバンクが今シリーズ2連勝発進。2018年第3戦から続く日本シリーズ連勝記録を更新し「10」とした。
 打線が初回、柳田の先制打に敵失も絡むなど一挙3点を先行。2回に甲斐のソロも出て、この回途中で巨人先発・今村を降板に追い込んだ。

打線は、柳田選手が打率.333(6-2)の出塁率.500、長打率.500でOPS1.000で、グラシアル選手も打率.571(7-4)で1本塁打2打点、出塁率.625、長打率1.000、OPS1.652と、通常ならシリーズ男と評されるぐらい好調なんですが……。なにしろ栗原選手が驚異の打率.875(8-7)1本塁打4打点、出塁率.889、長打率1.500、OPS2.389と、入力ミスかと疑う数字ですから。CSで不調と言われたのが、なんだったのか。

OPS1超えが3人もいるなんて、相手チームとしてはたまらんでしょう。ちなみにデスパイネ選手も、打率.286(7-2)1本塁打6打点で、出塁率.250、長打率.714に、OPS.964と短期決戦でこの数字は恐ろしい限り。短期決戦でシーズンはさほどでもなかったデスパイネ選手を上手く使って、乗せてくる工藤監督の采配よ。第二戦で先発だった今村投手も、徹底的にデータ分析して、丸裸にしていたようですが。

先発の石川投手、中継ぎでは既に日本シリーズ3勝ですが、先発初勝利。工藤監督としては、小刻みな継投で6回のピンチを凌ぎましたが、点差がついたので経験値を積ませるには丁度良い展開でした。野手陣も若手を終盤起用で、しかも真砂選手とかヒットも打てて、良い経験になったでしょう。これが三戦目以降の活躍、あるいは選手の来年以降の飛躍に繋がってくれれば良いのですが。

さて、読売はこれで日本シリーズ7連敗。そして、スパイクで物議を醸した丸選手は、広島時代から続く10連敗。野球ってデータがたまると、数字と傾向にオモシロいモノが出てきて、ジンクスと呼ばれるモノが多々できあがるわけで。ホークスの、日本シリーズでの対巨人戦の分の悪さとか、かつてのCSでの弱さとか、典型例ですが。だからこそ、名将三原脩監督は、運やツキという不可思議なモノを重視したわけで。

ワンプレーで、流れがガラッと変わることもあるように、油断は禁物。吉川選手のタイムリーエラーとか、ああいうのが起きれば容易にホークスも流れを手放す可能性が。後は、ホームラン。ウィラー選手の一発でドキッとさせられましたが、短期決戦では一撃の怖さを、つくづく感じさせました。東浜もシリーズ絶望で、ホークスも5戦目の先発がいませんから。連勝記録に拘らず、7試合をトータルで考えるのが常道かと。

明日の第三戦、熱戦を期待します。


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