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共産党の独裁性

◉党員の直接投票で党首を選ぶ、党首公選制を党員が提案しただけで、いきなり除名処分だそうです。北朝鮮だったら公開銃殺ですかね? 共産党の議員やその支持者が、必死に言い訳していますが。もともと民主主義と共産主義は、相容れない思想ですから。自分の党の党員からの提案さえ、対話や検討さえせず、いきなり除名。千葉県の共産党書記長が先ごろ、盗撮という犯罪が発覚して除名されましたが。今回の処分はそれと同じです。

【「党首公選」の党員除名 共産「重大な規律違反」】毎日新聞

 共産党は6日、党員の直接投票で党首を選ぶ「党首公選制」導入を求めた現役党員でジャーナリストの松竹伸幸氏(68)について「分派はつくらない」とする規約などに言動が違反したとして除名処分とした。松竹氏は処分の撤回を求め、党規約に基づき、再審査を求める方針。
 処分は、松竹氏が党員として所属する京都府の南地区委員会が5日に決定し、党府委員会が6日に承認し正式に確定した。
 松竹氏は志位和夫委員長の在任期間が22年を超えたことを受け、著書「シン・日本共産党宣言」(文春新書、1月新刊)で、党内論争の可視化のため党首公選制の導入を求め、党首選が実施されれば自ら立候補するなどと主張していた。
以下有料

https://mainichi.jp/articles/20230207/ddm/005/010/077000c

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、カール・マルクスの写真の、自動着色です。

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■長期独裁は必ず腐る■

共産党にとっては、この程度のごく当たり前の民主化の提案さえ、極刑に値する……ということでしょう。怖い怖い。こんな政党が、政府が抑止力としての軍事力を増強しようとすると、対話が大事だとか言い出すんですからちゃんちゃらおかしいですね。自分たちが政権を取ったら国軍ではなくて共産党軍を組織して、天安門事件のように国民に銃を向ける政党になるでしょう。Twitterではおなじみの画像ですが。

安倍晋三元総理が、第1次内閣と第2次内閣を合わせて、戦後最長の総理大臣在任期間であるということを考えれば、共産党の独裁ぶりが非常に明確に見えてしまいますね。創価学会の影響下にある公明党でさえ、四人も入れ替わっているのに。自民党の総理総裁が9人も入れ替わる間、共産党はたった一人が独裁。もちろんその独裁者の背後には、不破哲三氏という真の独裁者がいるんですけどね。独裁者が死なないと交代しなかったソビエト連邦と同じ。

■多様性排除が共産主義思想■

政治に限らず、長期独裁というのは必ず腐ります。アメリカでも大統領は2期8年が限度であったり、韓国では1期5年しかは権力を与えないように。だいたい10年を超えるような長期政権は、必ず腐敗します。戦後のこの長い期間、宮本顕治と不破哲三でほぼ権力を独占している日本共産党が、清廉潔白であるはずもなく。想田和弘監督など、一番駄目なタイプの反応の仕方ですね。共産主義思想の本質が何も分かっていないから、こうなるわけで。

何を今さら、ですね。共産主義思想とそれを支える組織としての共産党は、教祖であるカール・マルクスの脳内から生まれた瞬間から、民主的であったことはないでしょうに。ユダヤ・キリスト教の千年王国思想を焼き直した共産主義思想は、異教徒=共産党に従わない人間は、最後の審判=革命で皆殺しにする、疑似科学の宗教です。民主主義とは相容れないです。共産党は民主主義を擬態しているだけで、極北の思想です。今日はこちらのnoteを参照してください。

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