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慰安婦数増加の歴史

◉韓国…というか、半島や大陸の資料では、数を盛るのが当たり前でして。魏志倭人伝の記述がおかしいのも、朝貢してきた東夷の野蛮国を大国と記述することで、皇帝の徳がこんな国にも及んでいるという、威光を示すためですから。朝鮮半島も盛っています。そういう文化なので、放っておくと数がドンドン増えます。ついには慰安婦数も40万人に増えています。でもこれ、捏造の過程が検証されています。

【韓国系団体 米フィラデルフィアで「慰安像公園」を計画】産経新聞

 米東部ペンシルベニア州フィラデルフィア市で、韓国系団体が、慰安婦像を設置した公園の造成を計画していることが9日、分かった。韓国メディアによると、市当局は建設計画を承認しており、韓国系団体は今年末の着工を目指しているという。
(中略)
 計画書は戦時中の慰安婦について「韓国や中国などから20万~40万人の人々が性的奴隷を強いられた」とも説明。公園建立の目的について「これらの人権に対する非良心的な暴力が二度と起こらないようにするため」としている。

嘘を書く人間や団体がこんなことを言っても、何の信憑性もありませんね。事実や真実の追求よりも、日本を糾弾して道徳的優位性とやらでマウントを取りたいだけなので、歴史的な事実の探求などする気は最初からありません。そういう姿勢に良心などあるのか? 自分には疑問ですけれど。歴史を忘れた民族に未来はない。けだし名言です。

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■捏造の歴史的過程■

以下の記事は2005年4月26日の、中央日報日本語版の記事です。こんな早い段階で、そもそも慰安婦20万人説がどうやって形成されたか、李栄薫ソウル大経済学科教授が批判されているんですよね。李教授は保守系の学者で、経済史学者であり植民地近代化論者で、日帝収奪論を経済的な資料に基づいて批判されています。国史教科書の記述は事実でなく、神話だと強く批判しています。ぜひリンク先の全文を読んでください。

【李栄薫教授「国史教科書、日本収奪を膨らませ過ぎ」】中央日報日本語版

日本の教科書歪曲問題で韓日間の葛藤が最高潮に達した中、韓国内の学者が逆に、韓国の国史教科書が日本の収奪像を過度に誇張しているという主張を提起し、論議となっている。 
(中略)
慰安婦の数が20万人という主張が初めて取り上げられたのは、1969年の国内の日刊紙であり、「挺身隊として動員された朝鮮と日本の女性は概略20万人で、うち朝鮮女性は5万~7万人と推算される」と書かれていたと、彼は主張した。
しかしこれが、宋建鎬(ソン・ゴンホ)氏の「日帝支配下の韓国現代史」(1984)という本で、「日本が挺身隊という名目で連行した朝鮮人女性は、ある記録によると20万人で、うち5~7万人が慰安婦として充員された」に変わったという。

そもそも女子挺身隊は、欧米の銃後の守りを真似て導入された、女子勤労奉仕制度に過ぎません。自分の伯母達も動員されました。挺対協──韓国挺身隊問題対策協議会の名称からもわかるように、そもそもが慰安婦と女子挺身隊を混同した、でたらめな団体です。1990年から活動していたのに、2018年7月に現在の名称の『日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯』に改名する程度の雑さです。

■女子挺身隊との混同■

その勤労奉仕団体の、日本と朝鮮半島の総数が20万人という数字で、その中で朝鮮人は5万人から7万人という数字だったのが、いつのまにか20万人にすり替わっているわけです。正確には、記事にもあるように、いつすり変わったのかも分かっています。李教授は学者らしく、資料を明らかにしつつ捏造の家庭を指摘しています。この記事が掲載された2005年というのが、実はかなり重要です。

この時期は2003年から始まった、盧武鉉政権の時代です。その前の大統領は金大中氏で、2期続けて韓国の大統領はリベラル系が当選していました。金大中大統領自体が、太陽政策を推し進めて北朝鮮の核開発を結果的に後押ししていましたが、当時の韓国マスコミはそこまで危機感を持っていませんでしたから。その盧武鉉政権でナンバー2の秘書室長だったのが、現在の文在寅大統領です。

■北と連動する韓国■

重要なのは記事にある《北朝鮮国連代表部のキム・ヨンホ書記官がジュネーブ国連人権委員会で慰安婦の数が20万人、強制連行された人が840万人と述べた》という点でしょう。そう、慰安婦問題は当初から、北朝鮮の影がちらつく運動なのです。あるいは小泉訪朝で、目先の金に目が眩んで拉致を認めてしまったため、失墜した北朝鮮の威光をリカバリーするため、途中合流のかもしれませんが。

慰安婦問題は徴用工問題と合わせて、北朝鮮にとっては日本に対して道徳的優位性を主張できる重要なカードである、ということですね。最も昭和の時代ならともかく、徴用工に関しても強制連行を云々というのは、もう通用しない論法なのですが。韓国語には北朝鮮軍が朝鮮戦争で何をやったかも、ずいぶん知られるようになりました。北朝鮮も韓国も、なんとかの一つ覚えのように固執していますが。

■韓国大統領選の行方■

文在寅大統領は就任以来、朴槿恵大統領が日本と結んだ慰安婦合意を、事実上の骨抜きにしようとして一貫して動いています。慰安婦問題が目立つので見過ごされがちですが、むしろ徴用工問題に対して、ずっとゴールポストを動かそうとし続けています。かといって国際司法裁判所に提訴するなどの動きは見せず、国内的に対日強硬姿勢、反日ポーズをとっているだけという側面もあります。

それが国内向けなのか、北朝鮮向けなのかはわかりませんが。文在寅大統領の任期も残りわずか。後継者を同じ共に民主党から出せなければ、韓国の多くの歴代大統領と同じく牢獄入りか、暗殺か、自殺か。大統領選挙を睨んで韓国はますます、反日姿勢を強めるでしょうから、日本としては指桑罵槐──桑の木を指差して槐の木を罵る──の兵法で、対抗するのが無難でしょうね。コチラのnoteもどうぞ。

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