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Chromebook対抗MacBook開発?

◉これは、どうなんですかね? いや個人的には、安価で小型のMacBookとか、日常使いで欲しいです。でも、Appleが低価格なノート型パソコンを出すことには、やや疑問です。もし出すなら、それはもうMacの名前は外して、AppleBookとか、命名した方が良いような。アルミニウムの筐体ではなくポリカーボネートのボディで、性能的にもiPhone用のチップで、iOSで。というか、iPhone自体が処理能力的には高いですから。iPhoneをジョイントする形のノート型なら、ほしいです。

【アップル、「Chromebook」対抗の低価格「MacBook」を開発中か】CNET

 Appleの「MacBook」は、高級ノートブックとして価格が高いことでも知られ、値段のせいで買えないという人も多い。一方で、Googleの「ChromeOS」を搭載する「Chromebook」は、手頃な価格で人気を獲得してきた。Appleはこの点を考慮し、Chromebookに対抗する低価格のMacBookシリーズを開発中だと報じられている。

 DigiTimesは情報筋の話として、この新しいMacBookが、「MacBook Pro」や「MacBook Air」のラインとは異なる素材で作られると報じた。Appleは、MacBookの美観を維持するため筐体には金属を使用するものの、機械部品はより安価な素材で組み立てるという。

https://japan.cnet.com/article/35208716/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、MacBookのキーボードの写真です。美しい。

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かつてのiBookのような、小型で安価なノート型Macの存在は、どこまで需要が有るのか? 実際に、ASUSのChromebookを使っていると、自分がお手軽にやる作業──文章書きや表計算、SNSの書き込みやスライド作り、電子書籍の読書や動画視聴──などは、安価なChromebookで充分なんですよね。iBookのような廉価なノート型Macが出ても、たぶんそこそこの性能のChromebookの倍ぐらいの値段はするので。無理して高い機種を買うより、半分お値段で買えるなら、Chromebookが選択肢に。

前から書いていますが、安い機種を出せば売れる、だから廉価機をAppleが出すかもという記事には、自分が批判的な理由は、安さは特徴ではない、相対的価値でしかないからです。相対的価値、つまりもっと安い機種が出たら、それはもう「高い機種」になってしまうわけで。高くても売れる機種を開発して倒産の危機を回避したAppleが、そんな安易な製品作りはしないでしょう。でも、例えばiOSのノート型や、iPhoneがジョイントするタイプのノート筐体、あるいは動画編集に特化した廉価なノート型Macは、YouTubeやX(旧Twitter)での需要は高いかもしれません。

コチラのデータを見ると、パソコンのOSのシェアは2022年6月時点で、Windows 71.43%・不明 15.44%・OS X 11.74%・Linux 0.80%・Chrome OS 0.59%と、ChromeOSはまだまだ低いです。その意味では、コロナ禍でのChromebookの快進撃も、やや落ち着いています。でも、パソコンとモバイル機器のシェアでは、Windows 42.39%・iOS 26.33%・Android 14.10%・不明 9.17%・OS X 6.97%・Chrome OS 0.35%・Linux 0.47%と、だいぶ変わってきます。統計の取り方では、もっと変わるでしょう。さらにコチラのデータも。

児童用のICT端末機器に使用されているOSのメーカー別割合は、Chromebookが38%でトップ、次いでiOSの33%、Windowsの28%と続き、3社が約3割ずつのシェアとなっていた。

ここまで拮抗してるとは、驚きです。というか、既にWindowsが3位に転落。まぁ、インターフェイスがiOSやChromeOSに大きく劣るので、当然の結果ですが。自分はこのまま、ジワジワとパソコンでもChromebookがシェアを増やして、Microsoft社のWindowsの覇権を、名実共に終わらせて欲しいと思っています。その可能性は、充分にありそうです。そうなったら、Windowsのシェアは、雪崩を打つように減るでしょう。無料のChromeOSには対抗できないし、Macほどのブランド力はないので。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ


売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ