【6/3】I wantと言わんと

・昔から、タスク（やらないといけないこと）が複数あると、結局どのタスクをこなしていても、「他のタスクもやらないと…」という意識に気を取られ、結局どのタスクもやらずソシャゲやネットサーフィンをしてしまっていた。学校の課題等も、一つならできるのだが、二つ以上あると結局どちらもやらなかったりしていた。（ダメだね）

・上の文章は、理解できない人の方が多いと思う。理解できた人は”私側”の人間であるということだ。

・あるとき、Todoリストを作ったらその問題が著しく改善した。要は脳内にたくさん「忘れてはいけないこと」が散らかってるから混乱するのであって、メモに残したら心置きなく忘れていいのですっきりするのだ。Todoリストを作るまでは、特に学校の課題がないときでも「何か忘れている気がする。やるべきことがあったような」と言う不安に苛まれ、無からストレスを生み出していたのだが、それもなくなった。

・これは応用も効いた。私は一度脳内で思いついた小説・漫画・映画・アニメのアイデアを定期的に反芻しなければ気が済まないという癖があった。いつかそのアイデアを作品にしたいからである。でも、私は映画の監督になるような大学も出ていなければアニメ脚本家になるようなキャリアも積んでいないので、映画やアニメのアイデアを思いついてもアウトプットする手段はないわけだし、このアイデアは一生脳内でグルグル反芻して煩わしいままなのかなと思っていた。しかしこれも、メモをすることで快く忘れることができた。

・アレを彷彿とさせるね。イソップ童話の「王様の耳はロバの耳」。知らない人はググってみて欲しいのだけど、あの童話の醍醐味はタイトルにもある通り、理髪師が森の奥の葦に向かって「王様の耳はロバの耳！」と叫ぶことでスッキリするシーンだろう。私とおんなじよ。こんなん。

・思い出したくないのに思い出しちゃう記憶、ないだろうか。私はそういう記憶が9999999999999個ある。日常のふとしたことをトリガーに昔の失敗を思い出し、「ｱギギｨｲｲｲｲｲｲエエエエエエエリリリリリリリリリ」の感情になる。殺してくれ。

・そのトリガーというのも、「魚の画像を検索する」とか「駐輪場に行く」「カラオケに行く」とか本当しょうもないことなので、つまりは普通に日常生活を送るだけで黒歴史を9999999999999個思い出す。

・なんで急にこんな話を始めたのかというと、そういう黒歴史も全部メモしておくことで安心して忘れることができるということが言いたかったのだよね。ちなみにその黒歴史メモのタイトルは、さっきの童話にちなんで「葦」にしている。私も所詮考える葦に過ぎない。

・葦メモからいくつか抜粋していい？私は結構他人に迷惑をかけてしまった系のエピソードが心臓に刺さりがちで、「友人にじゃれるつもりで後ろからぶつかったら友人がスマホを地面に落とした」とか「部活で仲の良い先輩の集団に元気に挨拶したはずが、全然知らん先輩の集団だった」とか。アギギア”！ア”！ア”！ア”！ア”！ア”！痛ﾀﾀﾀﾀﾀ

・ベタだけど「自作小説を友人に読ませてた話」とか「文化祭で激滑りした話」とかもある。詳細は見せません。

・忘れてしまうよね。大体のことは。

・忘れる

・最近、メモするという行為のことを「部屋に散らかってて使わない道具をを倉庫に持っていく行為」みたいなものだと思っている

・久しぶりに会う友人と遊んだときとか、その日の楽しかった記憶をその後一か月くらい「楽しかったなぁ…」と反芻してしまうのだが、これもメモすると雑念が消える。

・それってどうなんだ？やっちゃダメな気がしてきた。

・逆に、忘れちゃダメなことって何だ？

・それすら忘れつつある

・なんだっけ？

・忘れるという行為は嬉しくも悲しくもある。皆は先週の自分について思い出せる？先月は？去年は？

・私も色んな作品を鑑賞し、いろんな環境で生活し、色んな感想や価値観や意見を持つようになった。中学の頃の私と今の私は全くの別人だ。本当に全く違う。

・皆は本当に自分のことを理解できているだろうか？私は、私よりも「私が書いたメモ」の方が私のことをよく理解していると思う。もしこのメモが綺麗さっぱりなくなったら？私はには何も残らないかもしれない。創作アイデアもみんな忘れてしまった。過去もみんな忘れてしまった。メモがないと来週、来月、来年やるべきことが思い出せない。

・私を私たらしめているもの、何

・私は特に理由もなく衝動的に「毎日ブログが書きたいな」と思って書き始めたのだけど、わかるでしょ、私の気持ちが、なんとなく。

・今日はTodoリストに従って書類の掃除をしたので、その話を書こうと思ったのだけど、その前提の説明をしていたらもうすぐ2000字だよ。

・もういいや。終わり。おやすみ。