【日記2023/3/8】ゲーム感想など
・2000字弱
・noteがAIによる創作支援ツールのベータ版をリリースしているね
・この機能だけ浮いてるんよ。
・AIに明確な定義はない。常に定型文で返すだけのLINEの公式アカウントとかもAIと呼べる。ユーザに合わせてオススメの商品を表示するだけの広告もAIと呼べる。アキネイターもAIだ。しかしそう言われるとなんかモヤモヤしてくるというか、何を以てAIとするのかの定義があってくれ! と思わないだろうか。
チャットボットにおいては、条件分岐を用いて表層的な出力をするだけのチャットボットを人工無能、そうでなく会話の意味や人間の思考を再現しようとしているチャットボットが人工知能と区別されているけど、それだって明確に二分できる定義ではないので、人工無能とも人工知能とも言えるような中間のチャットボットもいっぱいある。人工知能という言葉の定義も曖昧だ。
・最近話題になっているAIはどれもニューラルネットワークが用いられているので、そのうち慣習的に、AIという言葉はニューラルネットワークを用いたもののみを指すという風潮ができ、ニューラルネットワークを用いていないAIを差すレトロニムが生まれるのではないだろうか。
・さて、ゲームレビューの時間だ!
・PICO PARK
・身内で通話繋ぎながらワイワイやるゲーム。
激烈に面白くも、激烈につまらなくもなく、ちょうど500円分の面白さがある。
・7
・恐ろしく可検索性に欠けるタイトルだな。
・休日を一日費やせば実績を全てアンロックできるボリュームのフリゲ。
・こういうシンプルな横スクロールアクション、定期的にやりたくなるね。
・私はグラフィックが凝ってなくてコントラストが高いゲームの方が、可視性が高いので好きだ。
最近はドット絵のゲームでもエフェクトが凝ってたりコントラストが低かったり(暗色の背景で暗色の主人公が動いてたり)して、ドット絵なんだからもっと可視性に全振りしろ!!!!! と言いたくなる。
・Magirune 2
・私の好きなゲームベスト5には入ってくる傑作だった。
・一度通ったコースを再度通ると2度も3度も別の発見があるので、ダンジョンを行ったり来たりする。発見と驚きの連続だ。
・そうそう。そういうことなんだよね。
・グラフィックもストーリーも凝ってなくて、パズルだけを傍受でき、ノイズがない。こういうことなんだよね。
・グラフィックの話だけど、私的には最近の3Dグラフィックのポケモンよりドットの頃のポケモンの方が面白いと思ってる。グラフィックが味気ないと、その分アイデアで面白くするしかないから、良い。プレイヤーとしてもアイデアを傍受することに集中できるし、可視性も高いし、低価格で買いやすい。
・ポケモンも低予算でドット絵の最新作を開発してコンスタントに出してくれりゃいいのにと思っている。
・A=B
#A=B
・グラフィックを見てくれ。チープにも程があるぞ。だがそれで良い。
・プログラミング経験があってアルゴリズムを考えるのが好きという人にのみオススメ。全クリには2進数への理解が必要になる。
・簡単ながらストーリーがある。「コンパイラの原義」という講義を履修した学生が、教授から課されていた課題に、独自に言語を自作して提出した。しかしその言語は「A=B」という構文の命令しか書くことができず、条件分岐もループも書けない。教授は「このようなものはプログラミング言語とは言えない」と言うので、それを学生が説得していくようなストーリーだ。
・言語の仕様は作中で細かく定義されるけど簡単に説明しておこう。例えば「ba=ab」という命令を書いたなら、その動作は「入力文字列の左からbaという文字列で検索をかけ、マッチしたなら、そのbaをabに置き換えてプログラム先頭に戻る」となる。全ての命令が条件分岐とループも兼ねているわけだ。
・若干の仕様追加はあるが、これだけのシンプルな言語で、最終的には四則演算すらできてしまうのだから驚きだ。
・クリアしたら、そのコードをもっと短く最適化できないか模索する楽しみ方ができる。
・👇これは現在判明している最短コード集。ネタバレになるのでクリアしてから見た方が良い。
・すごいのだと、作者が40行のコードで解決することを想定している問題をプレイヤーが16行で解決しているスマートなアルゴリズムとかがあって、プレイヤーが ”作者越え” をできるユニークなゲームだと思った。
・今日はこの辺で終わり。
・おわり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?