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島田紳助さんから学ぶ「正しい努力」 ー素振り1回にどれだけ意識をこめられるか?

みなさんこんにちは。温泉道場グループの宮本です。

地域活性化のために、埼玉県と三重県で「おふろcafé」というブランドの温浴施設をはじめとして、日帰り温泉・健康ランド・グランピングの開発や運営をしています。また、日々の運営で得たノウハウをもとにして、経営・開発・人事・採用などのコンサルティングやサポートも展開し、最近ご縁があってプロ野球チームの運営もはじめました。

今日のコラムは、プロから正しい努力の仕方を学ぶって大事だな、と感じた話です。

このnoteは、温泉道場グループ社内向けに配信しているコラムから編集・公開しています。社内向けコラムでは、経営者としてどのようなことを考えているのか、何を感じているのかをみんなと共有し、仕事のノウハウをシェアしています。

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お笑いの天才と言われた、島田紳助さん。

今の20代にとってはイメージがないかもしれませんが、関西出身のお笑い芸人だと、明石家さんまさんと島田紳助さんが2大巨塔ぐらい、司会やコメントが上手だったんですよね。

彼が引退する前に、M1に敗れた吉本の若手芸人を集めて講演したセミナーの動画の内容が、トーク力もすごいし、内容もビジネスに通ずることがたくさんあるので、ぜひ見てください。

この動画の中で紳助さんが語っている、「努力の仕方」の話には特に考えさせられるものがありました。

・成功は才能×努力の掛け算で計算される
・才能は天性のもの。成功した人からは努力の仕方を学べ
・オーバーワークはNG。練習しすぎても慣れるだけで上達はしない

例として挙げられていたのが、阪神タイガースで活躍した掛布選手。毎日500回の素振りをしていたそうです。

「彼は毎日500回素振りをしたから成功した」と周囲の人は言いますが、実際はプロだったらそれくらいは当たり前。そうではなく、意識の問題。

素振り1回1回を、どういう投手が、どういうシチュエーションでなど、具体的に意識して、イメージしながらバットを振る。それが練習であり努力。何も意識せず500回素振りをするのは、努力ではなくただの筋トレである、という話をされていました。

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自分にとっての今「素振り」って何かなと考えてみました。

このコラムや、note、twitter、youtubeかなと思います。また、金融機関さんとの面談やプレゼンもそうです。メンバーやステークホルダーへの伝え方はとっても意識しています。

オンラインサロンに複数入って、プレゼンテーションの機会を増やしたり、自分で発信してみたり、他人の発信を見たりしていて、毎回意識していると少しずつ自分のやり方に反映させられます。

まず始めることが大事なので、最初はまず初めてみること、次に続けることが目標。

続けられたら質をあげるのが目標で、今は、質をあげつつ短い時間で発信することを意識して取り組んでいます。

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最初に入社した会社では、朝礼がありました。

営業が中心の30名ぐらいの会社だったのですが、朝礼ではその時にオフィスに出勤しているメンバーが集まります。

全員でミッションやクレドを唱和したあと、参加者で1人指名された人が「最近あったいいこと」を仕事でもプライベートでもいいので、3分ぐらいで話すというものです。

で、結構終わった後にダメ出しをされるんですよね。

「話がちょっと長い」とか「ウケがイマイチ」とか・・・。しかも、営業部長が元ホストだったので、「そんなんじゃモテないよ」って言われることも多かった。。。

モテる話はさておき、こういう朝礼も新入社員の僕にとっては、営業の「素振り」に近かったのだと思います。

朝礼は、みんな平等な立場で自分の体験を話せる場所です。朝礼の本とか、プレゼンテーションの本とか、ウケるネタとかも読んだ記憶があります。

どうせ毎日朝礼するのであれば、ただ話すよりも、自分なりの狙いを決めたり、変化をつける意識でやっていました。

今思い返すと、毎日行う朝礼も、自分なりに意識して行っていた「正しい努力」だったのかもしれません。

日々何気なく行っていることでも、「今の自分にとっての素振りなのでは?」と考えると、成長や上達のきっかけになるかもしれません。

僕も日々何気なく行っていることでも「正しい努力の仕方」になっているか、考えてみたいと思います。

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