【きょうのえぐいはなし 2020/11/02 大阪都構想を概観して】

わたしが「信じてください」などと口にしないのは、背後にある不誠実さを糊塗するような物言いが納得いかないからだ。これも「悪い友達」のそそのかしのやり口そのままではないか。

本質的には投票するひとりひとりがこれから生まれてきて世の中を背負っていく、子ども(たち)だったらどうしたいか、という風には誰も聞かない、というところが不思議だな、と思っている。

あと「選挙公約」は、自民党も維新も結局実現できていないところ、ありましたよね?取り沙汰される経済波及効果は「絶対やります!」とは一言も書いていないのだから。具体的に公共投資をする案も掘り込んでないものに易々とはのれないと思うのだけどな。

かつて仲間が通っていた市立盲学校も府立北視覚支援学校に帰属先が変わっているし、教師の給与や人件費だけではなく予算も削っていって、社会に出て「同一賃金、同一労働」ができるとでも思っているのなら、予測が甘いと言わざるを得ない。

防災対策など、委託ではできない仕事の件もだが、民間委託も結局は住民が損をする仕組みをわざわざ作るのだから、判断をした有権者がまともでよかった。一部の企業の独占的営利事業になって、競争入札ではグループ同士が争うのも不健全だからだ。自動車の相見積もりも、性格の違うものも含めて比較するのだし、万が一やり方が合わない時に、戻せる仕組みを入れることもあわせ、都構想以外のやり方で特別区以上の行政運営が可能なやり方を見出すことを続けてゆけば、のちに否決した意義がみられることだろう。

今回のことからも、情報量を確保しながら必要なことをわかりやすくまとめること、受発信ともにセンスを磨く機会はあらためてたゆまぬ研鑽が必要なようだと感じた。


https://news.yahoo.co.jp/articles/8afd0b817cdacc9154203778922ab03ba948560f?fbclid=IwAR3DiDUtIFHtUN2s7HwdMSvJ1NgLeKdP91dJpsQ3foE1SKT4Tt6MgSxDGYw

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