🍳kimie🍳

成人済み。オリトレの小説がメインです

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いたいのいたいの飛んでいけ

コランダ地方ハロウィン交流。 お借りした方 ・テラーさん お借りした流れ かぼちゃのスープすら受け付けない胃。テラーの普段の食生活を、シュクルリは心配した。 「無理せず、こちらへ……」 大きな木のそばにテラーを座らせて、無線でイエローチームの人間に連絡を入れる。 「トレーナー一名、腹痛を訴えています。診察出来るドクターの方、至急応援願います」 テラーを心配そうに見つめるポケモン達に「今、お医者さんを呼んでいるからね」と声をかけて、シュクルリはテラーのそばにしゃがみこむ。

    • サポーター、頑張る

      コランダ地方、ハロウィン交流。 お借りした方 ・ヨスガさん ・ラリマールさん ・ロニーくん ・ベアトリスさん ・ブランさん ・ミツキちゃん ※お相手様の行動を制限するものではありません。 お借りした流れ 「ヨスガさーん」 「にゃぱー」 よく知った後ろ姿を見つけ、シュクルリは彼に声をかけた。くるりと振り返って、笑顔を見せる彼は、配達屋のヨスガだ。 「やあ、シュクルリさん達も参加していたんだねぇ」 「はい!サポートとしてなんですけど…スープを提供しようかと思いまして」

      • 楽しいバトルになればいいな

        コランダ地方ハロウィン交流。 お借りした方 ・オリビィさん ※お相手様の行動を制限するものではありません。 本当はイエローチームを選ぶはずだった。でも、手違いでレッドチームになっちゃった。その時すぐに、変えてもらえば良かったんだけど、そのままにしたのは。 「本当は、バトルを得意になれれば良いって思うの」 「にゃあ?」 バトルは苦手。大きな衝撃音に、目を瞑ってしまうし、そしたら指示が遅れてしまう。 得意とまではいかなくても、せめて人並みにバトルが出来るようになれば……。

        • 追い風に乗って

          コランダ地方ハロウィン交流。 お借りした方 ・ルイーさん ・シオリちゃん ※お相手様の行動を制限するものではありません。 お借りした流れ 「ルイーと離れるなんて、いや!」 そうは言ってもルイーとシャンはチームが違うのだから、仕方ないのだ。 「拗ねないで、シャン」 「うう~~~~~」 駄々をこねて拗ねる自分は子どもっぽい。そんなことは、シャン本人が一番良くわかっている。 「シャン。君のためにたくさん勝利を取ってくるから、待っていてくれる?」 そう言って、ルイーはシャン

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        • シュクルリ(コランダ)
          5本
        • コランダ
          38本
        • シナモン(コランダ)
          1本
        • シャン(コランダ)
          3本
        • ユウナギ(コランダ)
          2本
        • ハート(コランダ)
          16本

        記事

          ファンとの遭遇、友人との遭遇

          コランダ地方ハロウィン交流。 ※お相手様の行動を制限するものではありません。 お借りした方 ・ルーミィさん ・ガラドさん(ゴロンダさん) ・カンザシさん お借りした流れ 自分のサイン会に来てくれた方の顔は、ちゃんと覚えている。本当は、きちんと挨拶をするべきと、わかっているんだ。 なのに、せっかく会えたファンの方の前から、すごいスピードで立ち去ってしまった。恥ずかしすぎて。 「ああ、この格好でなければ……」 陰陽師の格好はまだ良いけど、色ちがいのキュウコンモチーフが入っ

          ファンとの遭遇、友人との遭遇

          鬼ごっこ、できる?

          コランダ地方ハロウィン交流。 お借りした方 ・ラリマールさん ・ルヴィニさん ・リピスちゃん お借りした流れ 森の試練の鬼ごっこに、四人で挑むことになった。 「ルヴィニ様、ハート様、リピス様。改めまして……私、ラリマールと申します。試練にご一緒いただけて嬉しいです」 ギルガルドモチーフの衣装に身を包んだ美しい女性が、丁寧に挨拶をした。 「よろしくお願いします!」 「おう!」 「頑張りましょうね!」 和やかな雰囲気の中、自己紹介が進む。 「試練内容は鬼ごっこか?」 「

          鬼ごっこ、できる?

          強くなりたい人

          コランダ地方ハロウィン交流 お借りした方 ・クゥラさん ・アルスくん ・ファタさん ※お相手様の行動を制限するものではありません。不都合があればパラレル扱いでお願いします。 また、ポケモン同士が会話をしている描写があります。 クゥラが森を進む度に、サクサク落ち葉が軽やかな音を立てる。 「クゥラさん、寒くない?」 「メテオ殿のおかげで寒くありませんよ」 クゥラはメテオを抱えて、森を歩いていた。湯たんぽの代わりになって、良い感じらしい。 『メテオを抱えながら移動とか、疲れるん

          強くなりたい人

          ささやかだけど

          コランダ地方通常交流 ルイーさん、お誕生日おめでとうございます🎁🎂🎉 かちり、と秒針が動いた音がする。 日付が変わった瞬間に、シャンはルイーにぎゅっと抱きついた。 「お誕生日、おめでとう。ルイー」 「ありがとう、シャン」 一番に言えたことが嬉しくて、シャンはくすくす笑ってしまう。 「生まれてきてくれて、一緒にいてくれて、ありがとう。大好き」 ずっと遠くから、一緒にコランダに来てくれて、涙が出そうなくらい幸せよ。 少し瞳が潤んだが、シャン泣くまいと必死に涙を堪える。そんな

          ささやかだけど

          終わったら次の場所へ

          はじめに アルカナ地方、ハロウィン交流。終始、アシマリのリリー視点です。 お借りした方 ・ザクロくん ・アルヴァちゃん ・キャルペロちゃん ※お相手様の行動を制限するものではありません。 お借りした流れ 終わったら次の場所へ 「リリー、お疲れ」 ザクロとエムにバトルで勝った。セラヴィーが両手をわたしに近付ける。わたしはその手にハイタッチをした。 さくさくと音を立てて、ザクロが駆けてくる。 「セラ、はいこれ。僕のチップ__っと、その前に……」 ザクロはフードを脱いで、

          終わったら次の場所へ

          あなたにハッピーバースデー

          コランダ地方交流。ファタさんのお誕生日を祝う短い話。ファタさんお誕生日おめでとうございます🎂🎁🎉 ウィグリドタウンのとある家の前に、ハートは立っていた。チャイムを鳴らすと、中から笑顔を浮かべた大きな男が顔を出す。 「ファタさん、お誕生日おめでとう~!」 「ハートちゃん、ありがとう」 ファタと呼ばれたその男は、頬を掻きながら礼を述べた。 「今日は、ファタさんへのプレゼントを持ってきたの!」 「えっ、ありがとう!何だろう?」 「持ってきて~!」 ハートが叫ぶと、ドキドキストア

          あなたにハッピーバースデー

          思い出

          コランダ地方通常交流 この話の時間軸は、公式イベント『不思議ナ森ノ遊戯場』の後になります。 お借りした方 ・テイさん ・ルドさん ・ハウンドさん お名前のみ ・ドティスさん ・メルさん ※撤退されたダグシティジムリーダーの存在を仄めかす描写が含まれています。 リーグ主催のハロウィンから数日後。ダグシティジムリーダーが、遠方の地方へと旅立ち、役職を返上した。後任のジムリーダーが決定するまでジムは改装の為閉鎖、ジムトレーナー達も全員、一旦その任を解かれることになった。

          落ち葉のワルツ

          コランダ地方ハロウィン交流🎃 お借りした方 ・ザクロくん、エムくん ・アルヴァちゃん、リルケくん こちらの流れをお借りしております。 イエローチームはサポート担当のチーム。だから、バトルは基本的には無し。 そんなチームを、幼馴染のアルヴァが選んだと知った時、セラヴィーは残念に思った。 競い合えるライバルが、一人減ってしまったから。けれど、アルヴァが選んだことなら仕方ないと、あまり残念そうな顔を見せないようにした。 そして、もう一人の幼馴染のザクロにバトルを仕掛けてはしゃ

          落ち葉のワルツ

          たんぽぽの旅

          コランダ地方交流🏵️不都合なところはパラレルで…🙏 お借りした方 ・メッソンくん(後のエムくん) ・パパラチア博士(お名前のみ) これは、リリーがただのアシマリで、エムくんがただのメッソンだった頃のお話。 やわらかな日差しが降り注ぐ研究所の庭が、アシマリの好きな場所であった。 ふと、何処からか誰かの泣き声が聞こえてくる。声の方へ向かうと、声の主は一匹のメッソンだった。 たんぽぽの旅 『ぴゃっ』 アシマリの姿を見て、メッソンが声を上げた。驚かせてしまったようだ。 『どう

          たんぽぽの旅

          どこまでもグリーングリーン

          コランダ地方ハロウィン交流🎃不都合部分はパラレルで。 お借りした方 ・ガラドさん ・ルーミィさん ・アミュレちゃん ・ヨルヴェさん 風船ゴロンダさんとお姉さんよくユウナギのサイン会に来てくれるお姉さんがいたから、ごあいさつのために近づいてみる。隣には、いつもはいないゴロンダさんがいた。風船を持ってる。 いいな……風船持ってると、楽しい気持ちになるよね。 『お姉さん、こんにちは。ゴロンダさんは、お姉さんのポケモンですか?はじめまして。ぼく、サカマキ』 「すみません、うち

          どこまでもグリーングリーン

          狼三匹ハロウィンへ行く

          コランダ地方ハロウィン交流🎃都合の悪い部分はパラレルでお願いします🙇 お借りした方 ・ザクロくん ・アルヴァちゃん エリューズシティで開催される、ハロウィンというイベントのチラシをもらったアシマリのリリー。 行ってみたくて、トレーナーのセラヴィーに渡してみた。 「仮装?じゃあ、これ」 大きな白い布に、穴をあけて目が見えるようにして。で、それを被って。 「お化け」 あまりにも適当な考えすぎて、思いっきり水をかけた。 狼三匹ハロウィンへ行く 色々考えた結果がシーツお化け、な

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          なかよくする

          コランダ地方ハロウィン交流🎃都合の悪い場合はパラレルでお願いします。 お借りした方 ・ラリマールさん、エルスターくん お借りした流れ 「ピーチュッピチュ」 「何だか不気味な場所ね……」 ピチューのポーチを抱え、ハートは森を進み“帰らずの村”へ辿り着いた。 かつては小さな村があったというその場所は、現在苔と草に覆われて廃墟と化している。 「いかにも、お化けが出そうな……」 こんなことなら、誰かレッドチームの人間を見つけて誘えば良かったと後悔しても遅い。 「ここでの試練は

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