お金の価値の低下と社会貢献

※この記事はオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」で
2018年1月13日に投稿された記事です。

レターポットのユーザー数が30000人を突破した。

それが、今日のレターポットの急速な拡大っぷりに繋がっていると思うんだけど、
日々チェックさせていただいているレターポットユーザーのツイートを見ていると、現代人の欲求階層が「社会貢献」に繰り上りつつあることが分かる。

「社会貢献」は金銭的に満たされた人達が次に求めるものだと思うんだけれど、見ていると、皆が皆、べつに金銭的に満たされているわけでもなさそうだ。
それなのに「社会貢献」を取りに行く。

このことから読み取れるのは、「お金の価値の低下」だろう。

言葉が通貨になりうることを、地球上のほとんどの人が知らないが、しかし、その未来はやってくると思う。
それも、そんな先の話じゃなくて、3~4年後の話。

「社会貢献」を取りに行っているというのは、
心理学者 アブラハム・マズローの自己実現理論における、より高次の段階(自己実現欲求)へ移行してきているということを言っているのだと思う。

マズローの自己実現理論とは

人間の欲求は下記の1~5に分類され、低次の欲求が満たされると高次の欲求を求めるようになるという仮説(理論)です。

1.生理的欲求・・・食べたいとか寝たいとか、本能的な欲求
2.安全の欲求・・・安全な暮らしがしたいとう欲求
3.社会的欲求・・・集団に属したい、仲間が欲しいといった欲求
4.承認の欲求・・・他者から認められたい、尊敬されたいという欲求
5.自己実現の欲求・・・社会に貢献したいという欲求

現代においては、1~3は概ね満たされていて、4を求めている人が多い。
そしてまだ完全には「承認の欲求≒金銭的欲求」は満たされていないのに、5へと移行しているということは、「お金の価値の低下」が原因なのでは?という考え方ですね。

社会貢献する気持ちの中には、少なからず承認欲求も含まれていると思うし、一概には言えないけど、確かに「お金に対する信用の低下」が、「お金の価値の低下」に繋がっているような気はしている。

みなさんは、どのように感じられていますか?

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