見出し画像

#049:これからの世の中を生きる力は「笑い力」一択だと思う件

鈍感力より楽観力。[繊細さ⇒見分ける力]で楽観力を得る.

前回の記事をお読みいただいたほうが、本記事の内容が分かりやすいと思います。

先日、私は思わぬところ(スマホを自宅に置き忘れて帰省してしまった)で強制的なDD(デジタル・デトックス)を経験しました。おかげで、有意義な時間を実体験として味わい、その後の生活にフィードバックするきっかけを得ました。
この経験は、自分が「よーし、DDするぞ!」と意識したものではありません。
「たまたま忘れ物をした」という偶発的な状況に仕方なく従っただけです。
たまたま…私がウッカリ&忘れん坊だったおかげで新しい気づきを得たのです。
…なんとラッキーな人間でしょう…神さま、ありがとう!!
と、夜、寝る前にひっそり手を合わせます。

人によっては「なんだーこんなことぐらいで…」と鼻で笑うでしょう。でも私は心から、夜、ベランダで夜空に向かって「ありがとう!」と言っているのですから真剣です!(笑。

呆れずにこの後のお話もお付き合いいただければ幸いです。

幸せは周囲に示すものではなく自らの中で完結するもの。つまり、周りから呆れられているほうが『幸せ』なのかも

こんな感じで私は
『いつも必要なところで必要な経験が得られる』
という我が身の運の強さ実感し、そんな自分を心から『ラッキー♪』だと信じているのですが、実は、私に起きた現象や私の行動なんてどうでもよくて、
このような私の楽観的な性格、気質、脳機能を備えた身体が、今のような混乱続きの世の中を生き抜くには合っている気がするのです。
ニモ(クマノミ)が毒で獲物を捕らえるイソギンチャクの触手の中でもすいすい泳げるように。

情報収集、思考力、とくに論理的思考はもはやAIに勝てません。人間に唯一残されているといわれていた想像力ですらすっかり追い抜かれました。
我々は生活をテクノロジーに委ねてしまったのです。
デジタルデバイスが欠かせなくなってしまった以上、一人一人の思考に人為的な誘導がなされている…んです。これは紛れもない事実。

身近なところでいうと、サイトを開けば私の趣味嗜好に合った広告が表示されますし、検索をかけたらうっかりポチりたくないような言葉がズラズラリ~ッと並んでいます。

SNSからはポジティブで良質な記事の合間に、品のない正確性を著しく欠いた記事が乱入しています。それらはしたたかに、ハッキリ気づかれないようにスルリと侵入していることもありますし、読み手のネガティブなマインドをくすぐるような(陰口を言い合う・噂し合うような)かぐわしい蜜の香りを放っている(「人の不幸は蜜の味」)こともあります。

こんな誘導や誘惑から、自分の身をしっかり守った上で、自信を持って自分の意見をハッキリ表明することって…できますか?

多様性・ひとつだけの花…だけど、自分の意見を確立し難い世の中

大半の人たちが便利な機能を活用しながら、流入してくる誘惑に思考をグルグルめぐらせて悩んだり、思い詰めたりしてしまう恐れがある…というのが、デジタル化社会だと思います。
これでは、自分自身だけにゆっくり向き合う時間も機会がなくなるでしょう。
そういう自分の生活に、風穴を開けてくれたのが、私のうっかり忘れからのDD(デジタル・デトックス)だったのです。
私がしっかり者で忘れ物なんてすることがなかったら、この機会が得られなかったのですから、自分のことを「ラッキー♪」だと思っているのです。

心から笑う、心から喜ぶ機会…ありますか?

心から笑う、心から喜ぶ機会はどんな時?と考えると、デジタルデバイスの中からは今のところ得たことがありません。
面白いコンテンツはたくさんあります。楽しい物語も、微笑ましいシーンも、感動で涙することもたーくさんあります。でも、心から…というと、身体に響き渡るエネルギーのようなもので考えると端末からは得た実感はいままで一度もありません。

やはり、実生活の中で誰かと、何かと、直接会って、触れて、話して、行動して得られたもの以上に、エネルギーを刺激してもらう機会は今のところありません。
脳科学やVR(バーチャル・リアリティ)がもっと進化すると変わってくるのかもしれません。でも、今時点ではアナログ的なアクションの中以外に人間の命を豊かにする機会はないと私は思っているのです。
これを「古い」とかいう人もたくさんいるでしょうね。
でもですね。テレビゲームで夢中になっても、大好きな推しをモニター越しに愛でていても、友達とチャットで楽しく会話していても、
直接、顔を合わせたり、目の前にした時以上にワクワクを感じることは…私にはないのです。

こうした中で「笑い」の力はとても大きく、人と人が顔を合わせ、直接触れ合って笑いあえることが、どんな医療よりも免疫を上げるものだと私は考えているわけです。
健康であれば心から笑えるし、心から笑えるとますます健康になる…。

「笑い」「笑顔」が生み出す好循環について、もっと考えてみませんか?
社会不安を煽るニュースばかりに目を向けていると、眉間にシワが寄ります。どうせシワを作るなら、目尻に「笑いジワ」を刻みたいです。

NEWS☆私のエッセイ『アラフィフ歌会始』の第2弾が明日11月11日に出版されます!!

2023年5月に出版したKindle本『アラフィフ歌会始』↓↓↓

本の紹介は、私のこのnoteのみなのですが販売開始からボチボチと売れており、ご縁にとても感謝しております。

昭和に生まれ、平成→令和と変化する荒波の中で必死に生き抜こうとしているアラフィフ世代の私が、心から「笑って」「楽しく」生き抜きたいと人生の試行錯誤を5・7・5・7・7の歌にのせて綴ったエッセイです。
同世代の人にはもちろん、3~40代の方々からも「自分のこれからのことをチラ見しているようで面白い!」という声を頂いております。

この続編、2023年11月11日にリリースいたします『アラフィフ歌会始2』では、短歌に4コマ漫画を付けてさらにパワーアップさせて登場します。
マツケンサンバも『マツケンサンバ』で大ヒット!したので、私のこの本も第2弾で多くの人に知っていただきたいと願っています。
明日、また告知記事を出させていただきます!

読者のみなさまとこの場で笑いながら過ごせますように…

See you!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?