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#番外編 純烈・友井雄亮のDV引退騒動について――「不倫=悪」という印象操作

純烈・友井雄亮のDV引退騒動について、多くの人が関心を寄せていると思う。
本来であれば、noteを執筆するのは水曜日と決めているのだが、この騒動をテレビで何度も見て、いてもたってもいられなくなり、3連休の中日であるにも関わらず書き綴った次第だ。

「純烈」ファンは許しても、俺は友井雄亮を1ミリも擁護しない。

俺の書く文章のほとんどは、「クズ」と「不倫」で出来ている。
そろそろ今年あたり「クズのカリスマ」でも目指そうかと思っている次第だが、断固として、あんなクズ野郎と一緒にされたくはない

飲酒が引き起こす犯罪の撲滅を啓蒙する、秀逸な標語がある。
秀逸と言っておきながらうろ覚えだったりするんだが、

酒が悪いんじゃない、
悪いのはお前だ!

みたいな感じ。

不倫が悪いんじゃない、とまでは言わない。
ただ、今回の騒動で「悪」とされるべきは、「金銭トラブル」「暴力」「無責任な行動」「不誠実な対応」であることは明白。
にも関わらず、世間一般的には、いつものように「不倫=悪」というイメージが強く刷り込まれるんだろうなと思うと、

「ちょ、待てよ!」

と言いたくなるわけだ。
珍しく真面目なことを言う。

愛するってことは、その感情が強くなればなるほど、互いを傷つけ合うものだと思う。
それは未婚も既婚も変わらない。

どんなに愛し合って結ばれたとしても、おとぎ話の世界じゃないんだから、「2人は、いつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ」とはいかない。
現実世界は、エゴに満ちている。
いいことばかりは続かない。
だから、いかに相手を傷つけないかってことが大切になってくる。
それが不倫の場合はなおさらで、自分や相手の後ろには互いの家族がいるわけだから、相手だけじゃなくてその人たちも傷つけないように、よーく考えて行動しないとダメだなわけだ。

今回のケースは、その点が全然ダメだった。
「お酒」と「飲酒運転」をごっちゃにしちゃいけないように、「人を好きになること」と「クズな行動」を一緒にしないで欲しいわけです。

と書くと、「そもそも不倫がクズなんですけど~」って言われそうだけど、うん、だよね、わかるよ、うん、そこは俺もあんまり強くは否定しない。
でも、「結婚したら、絶対に夫や妻以外の人を好きになってはいけない」ってのは、ちょっと違うと思う。
そもそも、人を好きになるって、止めようと思って止められるものじゃないから。
不倫否定派の人だって、そんな瞬間が来ないとは限らないわけで、「もしも自分だったら?」って、考えてはもらえないだろうか。

今回の騒動、A子さん、B子さん、C子さんの3人の女性が登場する。
複数の女性と同時進行していたことが、クズ指数をさらにアップさせるわけだけど、経験者として思うのは、

周りから見てどんなにクズに映ろうとも、絶対どこかに「幸せな瞬間」があった

ってこと。
それは当事者にとって、おとぎ話にも負けない幸せな時間だったと思いたい。

ハッピーエンドとは何か?
結婚しただけではハッピーエンドにはなれません。
では、結婚相手が浮気しなかったらハッピーエンドですか?
もちろん、現実は、そんなに簡単じゃない。
今の俺にわかるのはそれくらいだ。

* * * 

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どうぞよろしくお願いいたします。

多最上もがじ拝


【プロフィール】

50代のライター。
出版業界でエロ仕事を任されたことが転機となり、ヤリチンロードを爆走。
浮気がバレて30代前半でバツイチになるも、返す刀で当時の愛人の一人と結婚。
子宝にも恵まれ、ささやかな幸せを漫喫しつつ、ヤリチン癖は健在。
現在、20代のOLと絶賛不倫中。

ツイッター https://twitter.com/mogajichan

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