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空間をつくる

私はモノを捨てるのが昔から苦手だった。

いつか使うかも、思い出だから、もったいないから、などの常套句でいろんなモノを溜めまくってきた。
この度、実家に戻ることになり、一人暮らしで溜め込んだモノたち&小学生〜大学卒業までのモノたちが見事ブッキングしており、全部取っておくと自分の住む場所が危ぶまれるほどのモノモノモノの山となる事態が生じている。

流石に、モノより住む場所の確保を優先させたいので、思い切って断捨離をしているのだけれど、まあ懐かしい再開が繰り広げられている。
昔ハマっていたメモ帳コレクション、シールコレクション、紙袋コレクション、キーホルダーコレクション、裏紙コレクション、ファイルコレクション、教科書コレクション、プリクラコレクション、スタンプコレクション、ビー玉コレクション、スーパーボールコレクション、歴代スケジュール帳コレクション、嵐コレクション、たくさんの手紙、交換プロフィール帳、などなど…
保存状態もそこそこなので、このまま取っておければ100年後とかにはなんかめちゃくちゃ価値とか付くんじゃ…??
とかいうまた邪な気持ちを振り切って、私の人生の中でたまったモノたちを容赦なく捨てることに今のところ成功しつつある。(どうしても友達や家族から貰った手紙は絶対に捨てられないけれど)

よくメディアで、モノは溜めるより捨てた方が運気が上がる、とか色々言われているけれど、確かに溜まってたモノを思い切って捨ててしまうとなんだか心の中の埃も一緒に捨てて綺麗にしているような気分になれる。

あと、これはそうであってほしいという希望でもあるけれど、自分にとって必要のないモノ、いらないモノをしっかり判断できる能力は人生そのものの選択につながっていくんじゃないかってこと。世の中に溢れている沢山のモノの中から、自分にとって本当に必要なモノだけを選ぶことの練習になるんじゃないか…?

なんてことを自分に言い聞かせている。

単なるいらないモノ捨ての話しだけれど、そうやって人生と結びつけて、色んなモノ貯めがちな自分を鼓舞しているという話しでした。

スッキリと爽やかな、気持ち良い人間でありたいものです。

Thank you and goodbye MONO(my collection)

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