今後忘れないために

これはただの備忘録。

今日は友人の結婚式だった。
家族の温かさを感じる、とてもいい式だった。

最近の自分は、仕事を変えたり、一人暮らしの準備を始めたりと何かと慌ただしく過ごしていた。

ずーーっと続いていた悩み(仕事と親)にようやく解決の糸口が見え、水中で足に藻がからまってゴボゴボ溺れそうになっていたところから、ようやく水面に顔を出して新鮮な空気を思い切り吸い込めた、そんな瞬間だった。

その日の夜、夢に父が出てきた。

父は私が一人暮らしを始めたアパートの階段をあがった2階に、下を見下ろすように柵に肘掛て立っていた。

どうしたの?と問うと「こういう日はおめでとうって言いに来ないといけないからね」と少し照れた感じで言った。

今まで何度か夢に出てきた父はいつもしかめっ面をしていた。久しぶりに見た笑顔だった。

夢の中では私が何かの試験に受かったことを祝いにきたストーリーになっていたが、起きてから考えると、現実社会で新しい一歩を踏み出す私を応援しに来てくれたんだと思い直した。

この1年、生きるとは何か、家族とは何か、働くとは…と色々苦悩することが多かった。

これからは自分を愛して、人のためになることをしたい。「強くなるんだよ」という上司からの言葉を胸に、私の令和が始まろうとしている。


#エッセイ
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