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ADHDの過集中、反動で心も体もズタボロ、信用を失うこともある。


こんにちは、もふです。
この記事ではADHD当事者とその周りの方に向けて
ADHDの性質を理解したり、活かしながらポジティブに生きていく方法を実体験を交えてシェアしていきます。 
今日のお話は、【私の考えるADHDの過集中のデメリットと対策について】です。

結論から言いますと過集中は圧倒的な作業量とスピードを手に入れることができ成果や出す事ができる反面、過集中の反動で心も体もズタボロになり、信用を失うこともある、ということです。

■ADHDの過集中とは?


ADHDの方は注意散漫でなかなか集中できない、という特性を持っていながら、興味のあることには周りの声が耳に届かないくらい過集中して物事に取り組むことがあり、それによって様々な功績や成果を得ることがあると言われています。私も仕事をする上でそのような経験をしたことが何度もあります。

ADHDの方がよくしてしまう先延ばしぐせも、締切間際になってこの過集中をつかって乗り切ったことがある、なんて方も多いかと思います。
少し前まで、私もこの過集中状態に入りまくって、そんな経験をよくしていました。しかし20代前半はそれでも全く大丈夫だったのですが、
20代後半に差し掛かり、過集中を使うと反動で心も体もズタボロになることが増えてきました。


■過集中のデメリット・経験談①信用を失う。


過集中によって目の前のこと以外に意識が向かなくなります。
私も病院の予約とか、忘れまくって何度も誤り倒した経験があります。。一番やらかしてしまったのは、私のことを心から気にかけてくださった前に勤めていた会社の先輩との大事な約束をスッポかしてしまった経験です。
この時は3日間ずっと風呂もろくに入らず、作業し続けて、締切の日の朝方に仕事を仕上げて提出したんです。そこから約束を取り付けていることはすっかり忘れて、終わったーと思って布団に寝転がったのですが、気がつけば時計は夕方を指していて、
LINEを見たら何度も心配の連絡が入っていて…もちろんものすごく謝ったのですが、それ以来その方とは疎遠になってしまいました。ちなみに、その時の作業で仕上げたものが小さな賞を取ったりして、本当にこれは双刃の剣なんだな…と思いましたし、
こうやって成果もなんだかんだついてきてしまう、これが過集中が癖になる原因だと思いました。

■過集中のデメリット・経験談②心身がボロボロになる。


さらなるデメリットとして、私の場合、過集中の後は腰が痛くて動けなくなったり、肩こりが激しくて吐き気がしたりンタルが落ち込みやすくなって涙が出たり、
無気力になったり、過眠。寝すぎることが多くなったりします。10から16時間ぐらい寝てしまうのが1週間ぐらい続いたことがありました。
これは異常だと思い、メンタルクリニックで私は躁鬱なのでしょうか?と質問をしたのですが、率直に違うと思うと言われました。ADHDの方は気分の波が不安定になりがちなので、波を大きくしすぎないように気をつけてくださいと言われました。

それで過集中気分の波を上げれば上げるほど、下がる方の波も大きくなることに気が付き
そこから私は過集中について対策を立て始めました。

■私の行っている過集中への具体的な対策5つ


ここからは実際に行っている対策を5つお伝えします。

(1)ポモドーロタイマーテクニックを使う。


ポモドーロタイマー・テクニックは25分作業に集中して5分休憩を繰り返すテクニックのことです、専用のスマフォのアプリがあって、そちらでタイマーを掛けています。
ポモドーロを無視して、2時間以上集中していたら要注意、やばいかも、と無理やり休憩するようにしています。

(2)集中気味かもとすこしでも感じたら本気の過集中モードに入る前に席を立って他のことをする。(ウォーキングがベスト)


過集中のときって頭がギンギンに回り始める普通とは違う感覚があるので、コレを感じ始めたら強制的に掃除をしたり、違う仕事に取り組んだり、ウォーキングに出かけるようにしています。
ちなみに毎日朝と昼にウォーキングをするルーティンを入れているのですが、コレがとっても気分転換になっておすすめです。

(3)自分が過集中だという外部的サインを認識できるようにする。


例えば私の場合か集中モードに入ると、部屋があっという間に汚くなり、家事が適当になっていきます。
なので、床に物が散らばり始めたら過集中モードに入りかけだ、と気がつけます。

あとは甘い物や炭酸、油物を食べ始めます。
これは脳がものすごい勢いにストレスを感じているのか、これらを食べたい衝動が生まれたら危ないと認識するようにしています

身だしなみが悲惨になってくる、今はそんなことないんですが、風呂をすっぽかし、初めて自分の見出しなみを放棄し始めるので
あとは顔つきがいつもとちょっと違うんです、なんとなくなんですが、目が怖くなる傾向があるきがして、鏡を見るとハッとすることがあるので、鏡を近くに設置するのもいいと思います。

他にも、人と話すときにずーっと話しまくるようになったり、歯の食いしばりがひどいなど、様々な身体的症状を覚えておいて、思い出すようにする、というのが私はとても有効でした。

(4)作業場所・手段を複数もつ。


私の場合近くのカフェに行くこともあるのですが、周りの音や視線が気になってしまうので
自宅の場合だったらにスタンディングデスクスペースを作ったり、リビングで資料を読むなどで頭の過集中を和らげます。
パソコン作業をしていたら、紙などの手作業に切り替えるなど、頭の回転数が上がりすぎているところに多少ブレーキを掛けてあげるイメージです。

(5)人に頼る。


自分で気が付けないときに最終手段として、一番効いたのは人に声をかけて強制終了してもらうことと、人に●●時まで〜やってくる→終わったよ〜とほうこく→次●●時まで〜やってくると報告することが一番か集中にならない且つ程よい集中力になりました。
ただこれは誰かに手伝ってもらわないと難しいと思うので、難しい方もいるかもしれません。

■おわりに

以上が私が行っている様々な対策です。
これすら気がつけないから過集中なんだろ!
って思う方もいるかもしれないんですが…でもやっぱり諦めないであらゆるサインを意識するようにしてみたら、案外経験値が貯まっていって自分の少しずつ気が付く回数が増えてきて程よく集中力を発揮し続けることがADHDのわたしが様々なことにチャレンジしたり、成果を発揮する地盤になっているとすごく感じています。


もちろん、個人差はあると思いますが使えそなものがありましたら、ぜひ試してみてください。

また、私もまだまだ試行錯誤中ですので
もしおすすめのか集中対策がありましたらぜひTwitterや、コメントで教えていただけますと嬉しいです!

またADHDの性質を持つ私が生活の改善するために行っていることや、考え方にについてADHDにかかわる全ての方に向けて
記事を投稿していこうと思います。

ではでは。

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