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誰でも簡単に出版できる時代に。でも?

先日、出版仲間に聞いたのですが
ChatGPTを使って1万文字書いて
出版した人がいるそうです。

正確に言うと「書いた」というのは正しくなくて
ChatGPTに書いてもらったというのが正解です。

良し悪しは別にして
出版する内容について何の知識も経験もない人が
ChatGPTを使えば出版できてしまうということです。

実際そうやって本を量産している人が出てきています。

本をたくさん出せば売れ行きは別としても
出した分だけ印税が増えます。

副業としてはありだと思いますが
大きなしっぺ返しを食らう可能性があります。

それは将来Amazonアカウントを
消されてしまうかもしれないということです。


私の知人で読んだ本の感想や解説を
本として出版している方がいました。

当然読んだ本の引用があります。

もちろん引用として
本の題名や著者名は記載されていたのですが
ある日突然アカウントを消されてしまいました。

Amazonに聞いても明確な理由は教えてもらえず
推測するに引用部分が多かったか
引用された著者がクレームしたのでしょう。

どちらにせよアカウントは戻りませんでした。

結果、毎月の印税収入がゼロになってしまいました。
いきなりクビになったみたいなものです。


で、これと同じことがChatGPTでも
起こらないとは言い切れません。

AmazonのAIもバカではないので
ChatGPTで作った本かどうかは調べるでしょうし
規制を掛けてくる可能性があります。

そうなったらおしまいですね。

だからChatGPTで作った文章に自分で手を加えて
自分だけの物にしましょう。

内容はそのままで自分風に作り変えましょう。
それくらいはしておかないと大変なことになりますよ。


ちなみに前述の知人は毎月10万円の印税が無くなり
出版したデータも自分のパソコンに保存していなかったので
無くなってしまい大変な目に遭ったと言ってました。

とても怖いですね。

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