見出し画像

ペットの災害対策 Vol.3 シミュレーション編

こんにちは。株式会社Wizleapで、日本初のペット保険相談サービス「MOFFME(モフミー)」の森下です!

いままで、ペットが居るご家庭に向けて、災害対策の心得と準備しておくことについて紹介してきました。

今回は、実際に災害が起きたとき、どう考えるかというシミュレーションについて書きました。ぜひご覧ください💁‍♂️

前の記事

被災の瞬間どうするか?

まず守るのは自分の身です。人よりも小さい動物は、本能的に瞬間的に安全な場所に身を隠すことができます。

もしペットが怪我をしてしまった場合も、助けてあげられるのは飼い主です。まずは自分の安全を確保することを第一に考えましょう。

地震発生の瞬間は動物も驚いて興奮してしまい、無理に捕まえようとするとパニックになり、飼い主を噛んでしまうことも。

ペットが隠れてしまっても、まずは大きな揺れがおさまるまで待ち、揺れが収まってから探すようにしましょう事。

ちなみに、事前に隠れ家を作っておくと、動物はそこに入ることが多いため、探しやすいです。

ペットと避難する際の注意点

①家から出るときの準備

家を出る前に必ずやっておきたいのは、以下の4つです。

  1. 電気のブレーカーを落とす

  2. ガスの元栓を締める

  3. 戸締まり(空き巣は災害時を狙ってきます)

  4. 家族にメモを残す(家族と別に避難する場合は玄関に避難場所のメモを残しておくと◎)

言われてみると当たり前ではありますが、災害時はかなり忘れやすいです。

②避難後は獣医師会の巡回診療を見逃すな

日本獣医師会による災害時のガイドラインには、発災から48時間以内に動物救援本部を立ち上げ、72時間以内に巡回動物診療班を編成し避難所への派遣を目指すと設定されています。

過去の災害では巡回診療は週に1回行われることが多いようで、また、動物病院でも無料の健康相談が実施されることがあります。

こうした情報は避難所の掲示板で告知されたり、ラジオで流れるのでチェックが必要です。獣医療費が助成される場合もあります。

③ペットの応急処置

万が一ペットが怪我をしてしまった場合、災害時は動物病院にも行けない可能性が高いため、必要最低限の応急処置は飼い主も把握しておくことが大切です。

出血・骨折・打撲・やけど・熱中症・脱水・低体温・呼吸がない・心肺停止など、緊急性が高い症状に対してはすぐに対応できるようにしておきましょう。

パニック状態になると飼い主を噛んでしまうこともあるので、口を抑えるなどの対策も必要です。

④ペットが迷子になってしまった場合

災害では、ペットが迷子になってしまうことがよくあります。迷子にならないのが一番ですが、いざなってしまったときも想定しておくことが大事ですね。

いなくなった地点を中心に放射線状に探す

今は首輪などにAirTag(Appleの遺失物紛失防止ツール)をつける方も増えています。
なるべく早く見つけてあげるために、可能な限り早く捜索を開始することが大切です。
走り去った方角、普段の散歩ルート、お気に入りの公園などの場所、仲が良いペットのいる家、いつも行く動物病院やペットサロンなども確認しましょう。

関係各所に届け出る

地域の交番、地域の保健所、生活衛生課管理係、地域の動物愛護センター、地域の動物病院、地域の清掃事務所、現地動物災害救援本部などに届け出を出しましょう!

迷子チラシを作る

迷子になった場所を記載、特徴がわかるカラー写真、電話番号は必ず記載しましょう。

まとめ

ここまで、心得編、備え編、シミュレーション編と解説してきましたがいかがだったでしょうか?

口酸っぱく書きますが、災害はいつ起こるかわからないからこそ、普段から備えをしておくことが大事です。

家族である大事なペットを守るためにも、普段から備えを忘れないようにしましょう!

MOFFMEでは、LINEでペット保険の無料相談を行っております。ペット保険を検討されている方は、ぜひ1度MOFFMEのLINE相談利用してみてください!

そんなMOFFMEでは、インターン・副業・正社員様々なポジションで採用も強化中です!話を聞くだけでもOKです。興味のある方はまずは気軽にオンラインでお話ししましょう!

参考にした本

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?