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小寒

1/5~1/19頃は「小寒(しょうかん)」、「寒の入り」といわれる季節です。寒さが厳しくなります。

次の節気は「大寒」で、小寒と大寒を合わせた約1か月を「寒中」といいます。「寒中見舞い」を出すのはこの間ですね。

初侯「芹乃栄(せりすなわちさかう)」

1/5~1/9頃

セリがぐんと伸びてくる頃です。
「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」。春の七草のうちの1つですね。
1/7に、1年の豊作や無病息災を祈って七草粥を食べる慣習がありますが、もとは平安時代での宮中行事だったようです。

次侯「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」

1/10~1/14頃

地中で凍っていた水がとけて動き始める頃。
地上での厳しい寒さは始まったばかりですが、大地の深いところでは凍土がゆっくりと溶け出している、そんな季節です。

末侯「雉始雊(きじはじめてなく)」

1/15~1/19頃

オスの雉がメスを求めて泣き始める頃。
「ケーンケーン」と甲高い声で鳴いて、なわばりを宣言します。

雉はほとんど飛ばず地上にいますが、足の裏で振動を敏感に察知することができるそうです。地震や雷などの前兆を察知した場合にも鳴くみたいですよ。


来たる「大寒」に備えて、あたたかく。ご自愛、ご自愛。

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