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全家事を手放したいワーママが「自分の機嫌は「家事」でとる」を読んで前向きになった

こんにちは。5歳3歳0歳を育てる、家事をやりたくなさすぎて、全家事をアウトソースしたいもふこです。

ロボット掃除機を導入してますます掃除しなくなってます。

そんなわたしのもとへ待ちに待った図書館の予約本が届きました。(図書館ヘヴィユーザー)

タイトルは『自分の機嫌は「家事」でとる』

https://www.amazon.co.jp/自分の機嫌は「家事」でとる-主婦の友社/dp/4074415666#aw-udpv3-customer-reviews_feature_div




………??????

な、なぜわたしはこの本を予約したんだ!?!?

こんなに家事やりたくないのに!?!?!?

宇宙からのメッセージなの????


いえ、3ヶ月前のわたしが予約しました。

こういうオシャレ系暮らし本や雑誌を、中毒かのように読み漁ってしまうんですよね。家事したくないのにね。

これって要するに韓国ドラマでありえない恋愛を擬似体験したい気持ちと一緒なのかな。見ている間は夢の世界に飛んでいけて、心がリフレッシュ!

見終わると、現実(汚部屋)に戻ってゆく………右足でLEGOを踏み、左足にはアクアビーズが張りつき、目を上げると次男(8ヶ月)がチラシをむしゃむしゃ食べているという現実に…(危険すぎる…ほんまに誤飲に気をつけます…)


ところでこちらの本は表紙の写真のオシャレさもさることながら、タイトルがいいですよね!

自分の機嫌は「家事」でとる


正気か!?こちとら、全ての家事をぶん投げたいと思っとるんやぞ!!

と思うと同時に、

とりたい…!家事で自分の機嫌をとる、そんな自分にわたしもなりたい…!!

という相反する2つの思いが心の中を駆け巡る…!

さて、内容は6人の家事好きな人たちがどんな風に家事を回しているのか、家事ルーティンや工夫、アイデアなどが紹介されています。
家事ルーティンをYouTubeでも見れます、とのこと。皆さんYouTuberなのか、お家でお仕事をされているのか、ほとんどの方の1日の家事ルーティンもゆったりとした時間の中でされている様子。少なくとも、2人子持ちフルタイム勤務で、平日家にいて起きてる時間は3時間くらい、みたいな人が真似しようとしてはいけない本です…。

皆さん美しく磨かれたお部屋の中でとても丁寧に家事をなさっている…!その様子を、これまた美しい写真でとらえられていて、見ていると心が洗われます…。と、同時に「いつもピカピカ きれいはやる気をつれてくる」なんていう小タイトルを見るたびに

グエッッッ

とわたしの心の中の、家事やりたくない蛙が、踏みつけられて鳴き声をあげるのです。

でもね、ほんとはこの蛙は家事大好き蛙なの。ほんとは皆さんのように家事を丁寧にやりたいの。ピカピカのキッチンに立ちたいの。キッチンシンクのゴミ受けが詰まりすぎて水の流れが悪くなる日々は嫌なの。

でもそれを防ぐために、毎夜寝かしつけした後に起き上がって掃除するのはもっと嫌なの。育休中だから家にいるくせに、それを昼間にやるのも嫌なの。

怠惰だからダメなんだよ〜!わー!ボカスカ!

と、家事大好き蛙と喧嘩しそうになっていたところ、この本の最後に載っているインタビューを読んで光が差しました…!

山本ふみこさんと石川博子さんのインタビュー!

とても有名なお二人だと思うけどわたしは初めて知りました。

このお2人のインタビューを読んで、家事が大好きなのに、できなくて苦しんでいる蛙が息を吹き返しました。

特に石川博子さんのこちらが刺さった!↓

元気なときはどんな家事も楽しめますが、しんどいときは無理をしない。”しなくては”と、勝手に自分に課していた負担を省いてみると、自然と気持ちも晴れていくものです。 石川博子さん p.122
(娘さんが独立し)炊事も洗濯も掃除も、より自分の好きなようにやれるようになりました。昔は、主人や娘の好物の1つや2つ作ってあげないと、と楽しみの指針が自分にないこともあったりしましたが、今は自然と自分を喜ばせることができるようになって。時の賜物なのか、ずうずうしくなっただけのことなのか(笑)。石川博子さんp.123

あー、そっかぁー。

できる時に頑張ってやったらいいんだよ!!!好きな家事だけ、自分の楽しみとしてやったらいいんだよ!!!

今は元気がなくて、心に余裕もなくてできてないだけだ。できる時がきたらやればいいんだ!今できてないのは、今必要がないから。今はゴミ受けを詰まらせてでも睡眠時間が必要なの。最悪詰まったら掃除してるし、最低限はやってるやん。子どもたちも毎日清潔で、ご飯食べて元気に楽しく過ごしてるやん。今はそれでいいやん。

出来てないって思わずに、機嫌よく過ごす、ってことが一番大事。自分の機嫌は家事でとる、ってそういうことなんや!

そういうことなんだよ、蛙くん!ゲコー!(復活)

もう少し元気と余裕が出てきたら蛙と一緒に家事を楽しむぞ!(5年後とかかな)


わたしは出来てない…って比べて落ち込むかと思いきや、最後のインタビューで前向きになれた良い本でしたわ!



ところでこの蛙どこから来たの…?

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