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ふぉ~ぽりふぉにっくまじっくLEVEL2 宮舞モカにレビューしてもらいました

レ…レトロゲームとかあんまり詳しくないんだけど…
レビューの依頼が来てしまった。

同人音楽サークルkaguyadepthが、
3月23日に開催されるRETRO GAME SUMMIT Lv.2で頒布する、
『ふぉ~ぽりふぉにっくまじっくLEVEL2』というCDを預かっている。

これはシューティングゲームのステージ2の曲だけを
ゲームボーイ音源でアレンジしたCDということで、
雷電Ⅱの「LEVEL 2」という曲から企画がスタートしたとのこと。

なるほどイベント名と作品タイトルと収録曲に
LEVEL2が関係しているのですね。

ふぉ~ぽりふぉにっくまじっくというシリーズ名は
ゲームボーイ音源が矩形波2音、波形メモリ音源、
ノイズ音源の合計4音しか鳴らせないことに由来している。
打ち込みテクニックを魔法になぞらえたわけだ。

打ち込みにはおもにDMG-CPU1.5.SF2という
サウンドフォントが使われていて、
ゲームボーイ実機ではないため実機には不可能な
音域や音程も鳴っている点には注意が必要かもしれない。

ふむ、ゲームボーイでDJしてる人を見たことがあるけど、
チップチューンにはそうした実機派の人達と、
サンプリングやソフト音源で作る非実機派の人達がいるのかあ、
めんどくさいなあ。

実機派はとことん音を作り込んでいけるけどトラッカーが曲者、
その点非実機派は普段使い慣れているDAWでチップチューンが作れるから、
4音という制約さえ守ればそれっぽく聴かせることができる。

治安の悪い音を出してクラブで目立ちたい人は実機に限るというわけですね。

Wikipediaを見るとグラディウスをゲームボーイに移植したネメシスとか
ダライアスをゲームボーイに移植したサーガイアとか、
アーケードのシューティングゲームがゲームボーイに移植された例が
過去にいくつかあったみたい。

ドットの荒いモノクロ液晶画面で無茶移植、これは萌えますね。

ファミコンのゲーム音楽をゲームボーイで打ち込んでも
音源がほとんど同じだから面白みがないけど、
アーケードやCD-ROMなどのゲーム音楽をゲームボーイで打ち込むと
完全再現は不可能だから、
耳コピしてアレンジした人の取捨選択や音源の使い方に個性が出て面白い。

楽譜上は休符になっている無音部分に別のパートを割り込ませたり、
耳の錯覚を利用して音のアタックだけ打ち込んで
休符を捻出して別のパートを割り込ませたり、
高速アルペジオと呼ばれる細かい音符を瞬間的に鳴らすことで
擬似的に和音が鳴っているように聴かせたり、
実際に鳴っているのは1音なんだけど2音以上鳴っているように
聴こえる打ち込みテクニックが随所に盛り込まれている。

それとお父さんが持っている古いヴァイナルに
泣き別れステレオがあるようにゲームボーイも真左、中央、真右にしか
パンを振ることができない。

だが左右で同じ音を音量差を付けて鳴らすことで
擬似的にパンが動いているように聴かせることは可能だ。
これはもう涙ぐましい努力というほかない。

ゲームボーイ音源にエフェクターは付いてないけど、
発音タイミングやピッチを少しずらした音を鳴らすことで
ディレイやデチューンのような効果を出すことができる。

ディレイさせるのに2音使うのはもったいないから音符を半分にして、
裏拍をディレイに使っていることが多いみたい。

どう思う? ワトソンくん。
聴けば聴くほどフォーポリフォニックのマジックが解けていくみたいだね。

レトロゲームが好きでシューティングゲームが好きでゲーム音楽が好きで
チップチューンが好きでゲームサントラもたくさん持ってる人なら
知ってる曲を聴き比べて楽しんだりできるけど、
私みたいに全然ゲーム詳しくなくて知らない曲ばかりの人でも
楽しみ方はいろいろあると思う。

どう…かな? こんなレビューでよいのだろうか。

VOICEPEAK 宮舞モカを買いました

前記事では『ふぉ~ぽりふぉにっくまじっくLEVEL2』の作品内容、ふぉ~ぽりふぉにっくまじっくシリーズの紹介、RETRO GAME SUMMIT Lv.2のご案内、そして制作後記について書きました。

その後、はてなブログでnoteに書ききれなかった、ふぉ~ぽりふぉにっくまじっくシリーズはわりと再録メインでやってきたことについて書きました。

パート2では各曲解説を書くつもりでいましたが、途中で動画にしたほうがわかりやすいと思い、以前から気になっていたVOICEPEAK 宮舞モカを買って、主観から客観に視点を変えてこの作品の聴きどころをまとめました。

VOICEPEAK 宮舞モカの感情表現は「ぼそぼそ」と「ドヤる」が特徴的です。

そして宮舞モカのキャラクター設定には次のような特徴があります。

  • 密かにネット配信でDJをやっている。

  • 父親がアナログDJをやっていたためDJに興味を持ち、自身はデジタルでネット配信でDJとして活動している。

  • 全体的に独り言が多め。

紹介動画ではさらに次のような特徴も明らかになります。

  • 音楽が大好き。特に好きなのはアニソン。

  • 探偵も好き。「どう思う?ワトソンくん」という決めゼリフがある。

  • 沼、石油王などのオタク用語を使う。マイナスイオンも好き。

オタクにはとても使いやすいキャラクターですね。特に音楽方面に強い。

ただ個人的には、猫と弦巻マキも大好きという設定がうまくつかみきれず、それで買うのを少しためらっていました。猫を吸うとか理解できないし、やはり弦巻マキは民安ともえさんの声でなければダメな世代なので…

ちなみに前回の動画で使った彩澄りりせにはキャラクター設定をまとめたスライドがなくて紹介動画のセリフから想像するしかなかったんですね。
宮舞モカはその点でも選びやすくなっていると思います。

土日の進捗状況

思いつく限りの告知関係を順にこなしていきました。

newStageに告知を投稿しました。

M3友の会ニュースにも告知を投稿しました。

同人音楽.infoにサークル登録して作品情報を追加しました。

X(旧Twitter)のプロフィールを更新しました。
Facebookのカバー写真も変更しました。

萎え同人そっちのけで動画作ってたので、イベント参加準備は押してます。

4週間分録画がたまってしまったブレイバーン観ながらCD-R焼くつもりだったんだけどなあ…

ショップ委託はちょっと思うところがあってイベント終了後になる見込みです。

あとpixivに告知絵をアップできればと思ったんだけど、いざ描こうとすると頭が真っ白になってしまって手が動かない…

RETRO GAME SUMMIT Lv.2開催まで2週間を切りました。
引き続き応援のほどよろしくお願いします。

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