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現実かファンタジーか比喩か(作品紹介)

こんにちは。イラストレーターの友田もえです。
2022年5月22日〜29日に開催していた個展「HOME」で展示していた作品の紹介記事です。

「気配」ジークレープリント、紙 297×210mm 2022

昔金曜ロードショーでよく見ていた映画「ジュラシック・パーク」で
恐竜が近づく地響きをコップの波紋で表現する、というシーンをとてもよく覚えています。
最初は弱かった波紋が少しずつ近づいてくる緊迫感…。
コップに注がれたコーラはそのオマージュです。
(関係ないけど、この撮影に関する記事が興味深かった。
https://gigazine.net/news/20170513-jurassic-park-water-ripple/ )

この恐竜は、
日常にファンタジーが忍び寄っているイメージで描いていたのだけど、
見にきてくれた友人が、
「夜お菓子やコーラを食べ散らかしている兄弟にご立腹の母親が近づいてきてる
比喩表現なんじゃないか」
という話をしていておもしろかった。

伝わらないのはイラストレーターとしてよくないことなのかもしれないが、
予想してない解釈が産まれるのは私としてはとても楽しかったりする。

映画鑑賞をしているシーンを描いたシリーズ3点を並べて展示した



友田もえ個展「HOME」(終了しています)

【会期】5月21日(土)22日(日)28日(土)29日(日)
    10:00〜18:00
【会場】ギャラリー「Es-cape」(下北沢駅徒歩7分、新代田駅徒歩1分)


「Es-cape」オーナーの運営するwebギャラリー「gallery hyphen」にてこちらの作品をお取り扱いいただいています。

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