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台風接近で思ったこと。

スーパーの商品棚がすっからかん

お昼に近所のスーパーに行ったら驚いた。
菓子パンコーナー、水、即席麺が全くない。
この棚のガラガラ加減は3.11の時以来かもしれない。

みんなカゴにたくさん商品を入れて、混んだ店内を足早に歩いている。

いつもの雰囲気とは違う。
家にまだ食べ物はあるし、少しだけ足すつもりで来たのに、たくさん買い込んでいる人たちを見ると不安になってきて、あれもこれも買ったほうがいい気がしてくる。

不安と高揚感のある雰囲気に飲み込まれそうになるが、息子もきっとこの空気を感じているに違いないと思い、「混んでるねぇ」「物がないねぇ」と私自身も冷静になる為に抱っこ紐の中の息子に話しかけながらゆっくり歩いた。

持ってきたエコバッグに入り切る量しか買わないと決めて、もし停電になった場合でも食べられる必要最小限の物を購入して店を出た。

家に何もストックしていなかったらこんなに冷静ではいられなかっただろうな。

千葉県の停電のニュースを見てからだけは買っていた。

去年からキャンプも始めていたのでガスバーナーポータブル電源などもあり、なんとかなるかな?くらいの心のゆとりを持つことができた。

この台風が過ぎたらもう少し備蓄しよう。

家でニュースを見る。
千葉の人たちは避難し始めている人もいるよう。

もし私たちが避難することになったら、と考えた。

まずは子どもを守らなくては。
液体ミルクあと1本しかストックがない。買っておけば良かった。
粉ミルクじゃすぐあげられない。ただでさえ出の良くない母乳が避難して疲れていたら余計出ないだろう。何の足しにもならない。

市販の離乳食も買っておくべきだな。すぐに食べられる状態のものは必須だ。

オムツはまだたくさんある。いざとなったらオムツのポリマーを出して大人にも使えるかな?

とにかく子どもだけは不自由なく過ごせるように準備しなければと思った。

でもかなりの荷物になりそうだな。
夫が帰ってこなかったら1人で荷物とこの子を抱えて行くのかな?
これ無理かもしれない。
ちょっと絶望した。

今回のことで、本当にギリギリまで自分が災害に遭うなんて思わないんだな、と確信した。

そしてやっと真面目に考えだすのだ。
良い経験になった。

#日記 #子育て #台風 #備蓄 #備え

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