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何をどこまで目指すのか?

最近、インタビューや写真を撮影してもらい、記事にしてもうら機会が多いそれはHPを作っているからなのと、たまたま別件で一日密着取材があったからなんだけど。不思議なもので、今まで写真撮影なんてプロボクサー時代からほぼ無縁なんだけど、一度起きるとそこからたまたま、ここでも、ここでもと連鎖する。
忙しいとどんどん忙しくなるのと似ていて、忙しい日は朝から晩まで忙しくて、暇な日は朝から晩まで暇だったりする。
少し、忙しさを暇な日に分けて欲しい、、、なんて思ったりもする。
忙しいいというのは嬉しい悲鳴だから、全く嫌ではなく大歓迎。
僕もいつか「毎日忙しくて!!」と、誇張ではなく言ってみたいww

話を戻すと、インタビューや記事の際に
「この先どんな風になりたいですか?どんな目標がありますか?」
という質問が出たりする。
この質問が一番難しい、、、、

俺はどうなりたいんだろう?そもそもそんななりたいものなんてあるのだろうか?

トレーナー業界に関わらずすべての業界で言えると思うが頂点の人間がいると思う。
例えばボクシングで言えば井上尚弥、キックボクシングで言えば那須川天心、ビジネスで言えば孫正義とか柳井正とか。
トレーナー業界で言えば石井直方なんかはそうだと思う。
それを今から目指すのも凄く良い共うけど、僕は全くそんな気にはならない。

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こんな風にピラミッドになっているとする、一番上が先ほどの名前の人達、ってなった時に、下は意味がないのか?と言ったら全くそんな事はなく、それこそ提供している相手が違うだけであって階層的にしただとしても意味は大きくある。

例えば僕の知識や技術は無作為に老若男女を100人選んだ人の中では間違いなくトップになるスキルを持っていると思う。
だけどトレーナー業界で言えばどのあたりだろうか?知識は真ん中、人を触る技術は2段目ぐらいだろうか?と自己評価。
よくYouTubeで「○○痩せ!」なんて謳って動画がある、正直僕の真ん中位の知識を持っている人間からするとそれが不可能な事には気づける。
しかし、事実その動画のおかげで○○痩せを可能にして幸せになっている人がいる。
そんな人がもう少し自分でトレーニングをちゃんとジムにいってやってみようと思えばトレーナー業界、健康産業全体が潤う。
しかし、知識ベースで言えば先ほど言ったように切り口を変えると誇大広告であり、誇張した表現、もっと言えばほとんど「嘘」とも言えてしまう事実がある。
でも、その間口を広げてくれる下の階層の人がいるおかげで上の人たちが潤うのも事実。
だからここは上だから、下だからといって争うのは僕はナンセンスだと思う、それぞれが意味があるし、それぞれに恩恵があると思う。

そうなった時にもう一度最初の質問、この先どんな目標があるのか?
僕は今からトップを目指すつもりはない、学者の様に知識で武装するつもりは毛頭ない。
トレーナー業界は知識によるマウント「○○すら知らないのに身体触ってるの?」や「○○のトレーニングがここに効果がない理由を知らずにやっているとかありえない!」等が凄いが、そんな争いに首を突っ込みたいとは全く思わない。
それも同じで切り口変えたら「こんな事も知らずに人とコミュニケーション(接客)取っているんですか?」や「この減量法や食事法試したことないのにPFCバランスばっかみているの?」みたいな事って永遠に出続けると思う。
その勝負に終わりはない。

結論、僕だから関わりたいという、僕の色に共感できる人に僕のサービスを提供できればいい。現状維持。
目標なんてそう簡単にみつからない
「こうなったらいいなぁ」という目標では叶わないなんていうけど「こうなったらいいなぁ」すら見つかりずらい人も多くいる中で、それを見つけられているというのは素晴らしい事なんだと思う。

習慣を変えると思考が変わるというアドバイスを受けたので今日から朝早く起きるという習慣を試してみる。
朝起きてやる事はモーニングページを書く。
ノートには自由に自分の思考を自由に書きだす。
無秩序に乱雑に書く。

エンドロピーという物がある。
移動する熱量の事なんだが、無秩序で乱雑なほど熱は高い。
入れたてのコーヒーが熱いのは中にある分子が無秩序に動き回ってカオスであればあるほど温度は熱くなる。
だから僕はこの日記のように話があっちこっちいったり、いつもあれやってこれやってがカオスで熱いだななんて思った。

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