フリーランスの退職金!?
こんにちは☀️
沖縄で独立系FPとして活動しているMOEです!
雇用されている会社員や公務員は退職金があります。
フリーランスの働き方では、退職金がないのですが
実は、退職金としてできる制度があるのです!
それが、『小規模企業共済』
→個人事業主または法人の役員が加入できる退職金の積立制度
強制ではないので、任意で加入できます✋
これが知られるようになったのは、iDeCo・NISAが出回ってきたあたりからですね。
この時代、税負担も上がってきていて生活費も逼迫してきて
「このままじゃヤバイんじゃないか?」
の危機感からきていると思われますね。
さて、その『小規模企業共済』について説明していきます!!
〈特徴〉
iDeCoなんかと同じで、自分が支払うときは税対策になりますけど、
受け取る時には課税になります!
所得控除とは・・・所得税の額を算出する際、所得から一定の金額を差し引くことです。 所得が大きいほど税金もかかりますが、家計の事情はそれぞれ異なります。 そこで、納税者の事情に合わせて「税額計算上の所得」を減らし、所得税を小さくすることで納税者の負担を軽減するための制度が所得控除です。
〈受け取りについて(解約)〉
解約理由によって、上記のように受け取りパターンが変わってきます。
保険なんかと一緒で解約する時に損することもありますが、
100%以上戻る条件!があります。
○廃業と老後は6ヶ月以上の積立
○法人成り解約は12ヶ月以上の積立
○任意解約は240ヶ月(20年)以上の積立
もし支払いが厳しくなったら、
毎月¥1,000の積立額に下げることもできますので、
すぐに解約せずに、“どこで解約するかがポイント“です。
そもそも、利回りはそんなに高くはないので
比較するとすると、経営セーフティ共済の方が利回り高いようです。
また、iDeCo(個人型確定拠出年金)との違いは、投資先が選べること!
ですが、もちろん投資成績によって
上振れもあるし下振れもありますので、
人によりますし、元本確保が好きな方にはオススメできません。
〈貸付制度〉
小規模企業共済での貸付制度があるのも良いところの1つ!!
○メリット
・節税になる(掛け金あり、受け取り時優遇)
・100%以上の返礼あり(タイミングによる)
・積立額の7〜8割の借入可能(審査なし)
○デメリット
・資金ロックがある(20年以内の解約は元本割れ)
・税負担がほぼない人は効果なし
・受取額じは課税(優遇あり)
・手元のお金は減る
もし私がやるとしたら、
活用例🅰️
・毎月5万円×10年=600万円
→480万円借りれる
→借りたお金で投資する?!
活用例🅱️
・所得が600万円だった場合
①月5万円(年60万円)→18万円の節税効果
②80%の借入(600万円)→実際は2割程度の積立
→自分は12万円支払って、18万円のお得に!
銀行などで借入もできますし利息もそんなに高くないと思いますが、
審査など手間があったりするので、
この貸付制度を利用して事業投資に回すというのもありですね♪
小規模企業共済をやってもいい人というのは、
・税負担が大きい人
・資金ロックに抵抗ない人
が適していると思います。
ただし、他の節税対策や資金繰りとのバランスを考える必要あります。
お気軽にご相談くださいませ✨
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