大学中退を決断、今までの葛藤とこれから

※これは2019年11月28日に別のブログで書いたものです。わたしにとって大切な記事なので、noteにもメモとして残しておこうかとおもいます

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こやまです。今日はみなさんにご報告です。

大学2年生まで通ったのち休学した大学を、来年の春で退学することにしました。

なぜ中退という決断をしたのか。その理由と決めるまでの葛藤を残しておこうかと思います。

「学校」という組織

わたしは学校が嫌いなのです。嫌いだし、とても苦手。

大きな組織が苦手なのです。見えないルールがたくさんあって。ひとりひとりとコミュニケーションがとりづらくて。そのくせわたしは気にしたがりなので、誰かにどう思われるか不安で、みんなと同じように、必死に合わせてました。

正直、わたしにとってこの決断は「2年間かけてやっと辞める決断ができた」ってくらい、入学した日から心の中では存在い続けてた選択。

「大学に行って欲しい」と高校生のわたしに伝えたお母さんも、わたしがしんどそうな姿を見て、「大学に入学してもらうのがお母さんにとってのひとつの目標だったけど、入学してからはもえちゃんの自由だから、やめたっていいんだよ」とたびたび言ってくれていました。

別の選択肢を知った

高校生のときは、「大学を進学する」という選択肢しか知りませんでした。

進学校と呼ばれる高校で、まわりは当たり前のように大学に行く。

両親も先生も、大学には行っときなさいと言う。

当時やりたいことがなかったわたしにとって、それしかなかったのです。

が、大学に入り、「自分と誰かの居場所になるようなカフェをつくりたい」と思うように。就活で周りとのギャップにしんどさを感じ、休学。その休学中にふるさとワーキングホリデーに行った時のこと。

こ夫婦でされているパンとおかし屋さんなので、すごくアットホームな雰囲気で、今までのわたしと、これからやりたいこと、全て話していたら、「そんなに悩んでいるなら、うちで働く?見習いとしてだけど、正社員募集中だよ」と。(ワーホリに行って3日目のできごと笑)

新しい選択肢ができたことがとても嬉しくて。自分に向いてないことを無理やりやらなくても、前に進める方法を教えてもらえた気持ちでした。

その日にパン屋になることを決断、準備を始めました。

カフェを実現させるために最初にプレゼンするべき人

なんの準備を始めたかって、プレゼンの準備です(笑)

大学を中退して、パン屋になることは、あの教育熱心なお母さんを説得しなければならないということ。

「辞めてもいいよとたびたび言ってくれていたけれど、いざ辞めるとなると反対するに決まってる、、」

そう思ったわたしは、わたしは企画書を作成することにしました(笑)

わたしの夢の話とキャリアプランを中心に、今後のわたしにどれだけお金がかかるか、それをどうやったら自分で稼げるかなど、税金や保険のことも全く知らなかったので、勉強しながら、質問されたら答えれるように練習(笑)

パン屋さんにも資料をおくって(おくりつけて)意見をいただいたりしました(笑)

そして1週間前。だんだんとおなかが痛くなってました(会社員かよ)

お父さんと前日にしっかり作戦会議 (笑)

いざ!!と、約2週間かけて作り上げた企画書とともに挑みました。

「それは逃げの選択ではないの?」とは言われたのですが、わたしの熱意が伝わったのか、納得してくれました。

きっと、わたしのカフェをひらくという夢を実現させるには、これからいろんなひとを説得しなければいけないのではないかと思います。

でも、まず両親に納得してもらえなかったら、他の人にも納得してもらえないだろうって思ったのです。

あとは、家族大好き芸人なので、喧嘩別れとかしたくなかった。

今は両親とも応援してくれてて、頑張ってよかった〜!!!

武器が欲しい

わたしがパン屋になると決めた理由のひとつとして、「カフェをする上で、これは絶対に自信があると言える武器がほしかった」という思いがあります。

地元でカフェをしたいとなると、母数が少ないわけなので、地元の人だけではなく、遠くからも来てもらう必要がある。

となると、「このお店のこれがおいしいらしいよ」と看板になる、武器になるものが必要だと思ったのです。

パンは田舎需要が高い傾向にあると感じていたので、おいしいパンがつくれるようになりたいと思ったのが、決断の大きな決め手でした。

不安と葛藤

そんなわたしも、不安や葛藤があったわけではありません。

大学を出てからでもいいのではないかとか、中退したら社会的にどう見られるんだろうか、とか。

そのとき、「まじまじぱんてぃー」というブログを運営しているあんちゃさんの言葉に救われたのです。

「20代のうちから”安定”という言葉にばかりとらわれて身動きとれなくなってしまう自分の人生は、クソつまらない」

今まで、だれかに流されて、自分で選択をしてこなかった。それで後悔したこともたくさんあったぶん、これからは自分にとって正解だと思う選択をしていきたい。

学校というのは、今後つきたい仕事のために技能や知識を手に入れるための手段のひとつであって、それが働きながらできるのであれば、問題ないと思いました。

そして、この選択をした自分を誇りに思っている自分がいます。自信がついた。

最後に

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。もし、わたしと同じようにまわりに流されて決断してしまっている方は、一度立ち止まってしっかりと考えてみてください。

この記事が、あなたにとっての正解を選択できるきっかけになれば嬉しいです。

ってことで!!!!来年春から新潟でパン屋するから、みんな、遊びに来てくれよな!!!!!(今後の活動もこのnoteに載せていくので、読んでもらえると嬉しいです^^)

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