何もないと思っていたけど
考えてみたら、私は今まで、人づてにお仕事をいただいてきた。
大学生の時のアルバイトはインターンシップでお世話になったところからの紹介だった。
A型雇用は面接を受けて入ったけど、それも一番最初に紹介してくれたのは知り合い。
作ったアクセサリーを売るのも教えるのも人に勧められて始めた。
学校での講演活動を紹介してくれた人は、学校以外の地域や企業の人を対象とした講演にも「あなたを紹介したい」と言ってくれている。
私が社会人の前で話す? 何を?
という感じなのだけど、求められてる内容によっては、少しはお役に立てるのかな。
人の役に立ちながら、お小遣いも入ってきたら嬉しいな。
これまで、自分で探した会社は落ちたどころかサイレントお祈り (『あなたは落とすけど活躍をお祈りしてまーす☆』という通知さえ来ない) ばかりだったし、資格の勉強はやっても続かず終わったものばかり。一言で「私は、これができます!」と言えるものもない。
でも、もしかしたら「最初に接する視覚障害者」になる役回りを任せてもいいと思われてるのかな。
そうだとしたら嬉しい。
あまりにも変な人や思いやりがない人には、人と接する仕事や、イメージも大事な仕事は回さないだろうから。
そういえば、前働いていた職場ではPR動画に出たこともあったなぁ。
私は甘えて生きてきたし、苦労した人は私みたいな人って見ててイライラするだろうなって子供の時は思ってたけど、むしろ苦労してきたり困難を乗り切ってきた人から可愛がってもらえることが多い。
なぜなんだろう?
大人になってからも病気になったりいろいろあったけど、子供の時より今の方が人に受け入れられてる感じがして生きやすいな。
学校や会社といったきちっとした組織の中だと面倒臭がられるけど、人と人との繋がりとか、小さな集まりの中では大事にしてもらえる、私はそういう運を持ってるのかな。
友達と行った占いのおじさんもそんなことを言っていた。
「あんたは、対人運と社会運にすごく恵まれている。仕事は人から回ってくるから、お金にも困らないよ。そういう名前の画数、手相をしてる」
って。占いは当たるも八卦当たらぬも八卦だけど、これに関しては合ってたらいいな、もしかしたら合ってるかも?と思う。
人に対して悪意をぶつけたり、嘘をつきまくったりしなければ、なんだかんだ最後はうまくいくような気がしてきた。
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