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シリーズ クラシック業界の色々 〜今、そしてこれから〜 音楽におけるビジネス的思考

皆様こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。

さて本日は、先日Twitter上でピアニストの方、その他楽器問わず音楽家の方の間でも話題になった、音楽におけるビジネス的思考について
私の思うことを書いてみようと思います。

あ、よろしければ私のTwitterフォローして下さいね。笑



・そもそも音楽におけるビジネス的思考とは?


ざっくり申し上げますと、

「音楽を、生計を立てる手段とする意識」

「自分の足で立って生活していけるように、しっかり稼ぎ、営業をはじめとした行動をする」

といったことです。

結論、お金は大事です。
お金がなければはっきり言って話になりませんので。

ただ、音楽業界にはしばしば、
「お金よりやり甲斐」「お金よりやりたいこと」
という考えの方がいらっしゃいます。


もちろん仕事の上で、
・楽しいか
・やりがいがあるか
・それが「やりたいこと」か
これらは確かにとても大事です。
ストレスだらけでは、体にも精神衛生上も良くありませんから。

でも、現実は「それだけではやっていけない」ということは明らかだと考えます。

お金を頂くことは大変ですし、自分の力で生き抜くことも大変です。
しかし、社会人であれば皆やっている、当然のことです。

中には、
「親に頼ればいいじゃない」
「頑張りすぎなんだよ」
「お金のことなんか話さないで」
「お金なんかよりやりがい!(ドヤ顔)」

こんな考えの人がいますから驚きです。
しかも、結構いい歳の方…🫢笑

どこまで楽をしたいのでしょう…
世の中甘くありませんよ。😰


・とにかく自分のこと。自分の選んだ道に責任を持つ


その道を選んだ以上、自分で道を切り開いていかなければいけません。


コネクションや人脈を頼る方法もありますが、
これはやはり、
常に"次"を期待し続けるしかないこと、
それも永遠に続くとは限らない、
といったことがありますから、
あまり期待しないのが賢明でしょう。
そうなるとやはり自分で何とかしなければいけません。


自分で生活していくためには、
自分の道を軌道に乗せ、そこから発展させていかなければいけません。


そして更にそのためには、前の記事にも書いた通り、
とにかく行動し、努力して自分の音楽を極め、それを発信していく。


大変かもしれませんが、
その過程も、実際のお仕事も、全て楽しもうというくらいの心持ちは必要です。

現に、私は軌道に乗るまでも、未来に思いを馳せ、ワクワクしながら行動したり、
今も日々の活動を幸せに思い、楽しみ、そして心を込めて努めています。

そして、現在の働き方に辿り着き、
心の余裕と生活の余裕が出てきたのです。

「楽しくやりがいを持ち、尚且つ生活にしっかり余裕が出るようにするには」
こう考えるとよいのではないでしょうか。


専門教育を受けて卒業し、活動する以上、
肩書きは「プロ」になります。
プロであれば、本業だけでしっかり収入を得るという意識を持つのは当然です。


それでも、
「お金のことを考えたくない」
「営業をはじめとした行動をしたくない」
となると、
趣味でやったら?ということになってしまいます。

・楽しさややりがいと、生活の余裕は両立できる


結論「できる」と私は考えています。
ただし、
「ちゃんとそれ相応の行動をすれば」の話です。


"お金"という現実的な問題を無視して、
やりがい・楽しさだけを求めていても、
それは表面だけの心地よさにすぎません。


「しっかり生活に余裕があった上で、やりがい・楽しさがある」
この状態は、「心地よさの質」が全く変わります。

そして、その環境に甘えず、
生き残り続けるために、
常に「努力・勉強・発信」を続けるのです。


・地道に努力し、行動をした人が最後は勝つ


これもはっきり言えます。

残念ながらどの業界にも一定数、
「他人に嫉妬する人間」
「自分がのし上がりたいために、他人の足を引っ張ろうとする人間」
「努力したくない人間」
「努力する者を馬鹿にする人間」

こうした、ある意味人として疑わざるを得ない人間がいます。


しかしながら、この類の人間たちは100%、
今回の投稿で述べてきたような行動ができない、覚悟がなさすぎる人間です。


仕事を得て、そこで信頼を得るのは楽ではありません。
ろくに努力もしていないのに、軽々しく情報を求めたり、嫉妬するものじゃないと考えます。
楽してのし上がろうなんて話になりません。


また、一時はごまかせて、地道に努力している者よりも人気があるように見える人もいるかもしれません。
それで調子に乗る人もいるでしょう。

ですがこれはメッキで加工されたものです。


地道に努力し、自分の音楽を極めている人とは反対に、
土台が全くない状態ですから、
その差は当然ですがいつか必ず浮き彫りになり、躓く時がきます。


結局、生き残り続けるためには、繰り返しですが地道な努力・勉強・発信を続けるしか道はないのです。


年齢を重ねるにつれ、「その人の生き方」が注目されるようになっていきます。
それはその人の音楽にも現れます。

その時に、何があっても人の道を外さず、
自分の目指す道だけを追い求めて歩んできた人こそが、
本物だと私は思います😉

いかがでしたでしょうか。
noteでは、ある意味「非常に現実的だけど絶対に必要なこと」について、沢山書いています。
まさにビジネス的視点からみた記事が多いかと思います。

次回もTwitterで話題になったことを書きますが、
今度は主に音楽的視点から考えた記事です。ちょっと人間的視点もあるかも?

テーマは「演奏家個々のレパートリー形成・曲被り問題について」
お楽しみに。


本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
ぜひ、フォロー・スキをしていって下さいますと嬉しいです😃

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