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休日は、休む日

最近週末はほとんど家でだらだらと過ごしている。土曜日は夫が仕事だから、一人で朝から手芸や読書をして、気が向いたら少し掃除をして、昼寝をする。日曜日は夫とごろごろして、お昼を食べに行くついでにちょっとドライブをする。

せっかくの休日なのに、いつも家でだらだらしてるだけじゃもったいないかな?と思っていた。でも夫は、「休日って、休む日なんだよ。だから何もしなくていいんだよ。」といつも言う。休みの日くらいちゃんと家事しなきゃいけないのに、全然やってなくて謝ると、同じように「休日は休む日だから、いいんだよ。」って言ってくれる。

「せっかくの休日なんだから、お出かけしたり、何か楽しいことをした方がいい。」あるいは、「せっかくの休日なんだから、普段より一生懸命家事をすべきだ。」って、またいつもの勝手に決めつける、わたしの良くない癖。もちろん自分が本当にそうしたいならいいんだろうけど、わたしはきっと、そういう過ごし方を求めていない。

わたしは人付き合いが苦手だけど、いろんな人と関わらなきゃいけない仕事。だから週末は、夫以外の誰とも会わず、話さずにいることが幸せ。ほんとはあまり活動的な方じゃなくて、家で手芸や読書をして過ごすのが好き。

家事だって、そりゃ休日に大掃除とかおかずの作り置きとかできたら理想かもしれないけど、上を見たらきりがないし、一応日々最低限やってるだけで十分かなって思うことにしている。

夫がそうやって、「休日は何もせずに休んでいいんだよ。」って言ってくれたおかげで、心置きなく自分が心休まる時間を楽しめるようになった。


わたしはいつも、勝手に「こうあるべき」って思い込みを持って、「そうなれない自分はダメだ」って決めつけて、いつも自分を肯定できずにいた。でもその「こうあるべき」って姿は、「周りがみんなそうだから」とか、「世間一般ではそれが常識だと思う」とか、なんとなく周りの目を気にしているだけの、漠然としたもの。とにかく、自分を肯定できなくて、否定する理由をひたすら探しているのかなって思ってしまう。

夫はいつもそんなわたしに、「そんなこと誰が決めたの?」って問いかけて、わたしの変な思い込みを壊してくれる。そのおかげで、わたしは少しずつ今の自分を肯定できるようになってきた。

夫の存在は本当にありがたい。

今日は日曜日だけど、夫は仕事に行かなければいけないから、わたしはまた一人で家でのんびりと、本を読んで過ごす。

読んでくださって、ありがとうございます。

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