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不妊・専門病院とドイツの保険

ドイツでの不妊治療専門の病院は、
Kinderwunschpraxis
(キンダーヴンシュプラクシス)
といいます。

Kinder(キンダー) / 子供
Wunsch(ヴンシュ) / 願い
Praxis(プラクシス) / 実践

ドイツでは治療に保険が適用される場合があり、治療にかかる費用への自己負担額は、入っている保険の種類によってかわります。

ドイツの健康保険には2種類あり、
1. 会社などを通して入る
法的な保険(通称ゲゼッツリヒ)、
“Gesetzliche Krankenversicherung”
ゲゼッツリッヒェ クランケンフェアジッシャルング / 法定 健康保険) 
2. 自分でプライベートに保険会社と契約する
(通称プリバーテカッセ)、
“Private Krankenversicherung”
(プリバーテ クランケンフェアジッシャルング / プライベート 健康保険)
があります。

2.のプライベート保険は、月々の保険料が1.に比べてお高いのですが、不妊治療も100%保険でカバーしてくれる場合が多いです。
私達は夫婦共に1.でしたが、夫婦で同じ保険会社なら50%カバーしてくれるというので、保険会社を変更して夫婦で合わせて50%の保険適用を受けることができました。
50%カバーしてもらって、支払う費用は、日本で治療した場合の(市町村からの補助金なしの時点での)自己負担金額と同じくらいでした。もしも50%の保険適用もなかったならば、一体おいくら万円だったのだろうと思うと怖いです。。。

※現在は保険制度に変更があり、1.でも40歳まで等の条件付きで100%カバーしてくれる場合が増えたそうです。羨まし過ぎるのですが、どの時代に当たるのか、それも運命ですかね。。。
※100%カバーといえど、お薬代など保険適用外の出費も多少は必要なようです。


*****ドイツの保険とお医者さん*****

ドイツでは、風邪をひいたのでお医者さんへ行きたい、又、歯医者さんへ行きたいなどの場合、町医者によっては2.のプライベート保険加入の患者しか受け入れていないところもありますので、お医者さんに行く時には「自分はどのタイプの保険加入者で、そのお医者さんではどの保険加入者を受け入れているのか(両方受け入れてるところもあります)」に気をつけましょう。


2020年3月2日





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