ドライブシアターに行ってみた
“ドライブシアター”に行きました。
コロナの影響で企画されたもののようで、空港の駐車場を利用して週末に数回開催されました。
インターネットでの完全予約制です。
チケットには「21時開始の45分前には到着しておいて欲しい」と書かれていましたが、早めに行って車の中で待てばいいかと19時半過ぎについたら、もう入り口に入場待ちの車の列ができていました。
びっくり。
開催の流れがよく考えてあって夫と感心したのですが、まず、チケット購入時の価格に、既に各自の飲み物とスナック代が含まれていました。
会場の入り口を車で進むとチケットを窓からかざし、スタッフが確認後、誘導されて3列に振り分けられます。
そのまま進むと飲み物とスナックを積み上げた机の横を通り過ぎるのですが、スタッフが窓越しに、どの飲み物とスナックが希望かを尋ねてくれて、紙袋に入れて渡してくれます。
更に誘導されるままに進むと、順次、車を停めるべき場所を指示してくれるのです。
車はスクリーンに向かって前方から小型、中型、大型となっており、はじめに振り分けられた列がそれぞれの場所へ誘導されるようにテープや柵で区切りをつけてありました。
車を指定の位置に停めて待っていると、2人ペアのスタッフが数グループ「フロントガラスの掃除をしましょうか。」とまわってくれていました。
掃除は無料ですが、多くの車からチップをもらっていました。
コロナ対策で全てのスタッフがマスクを着用していましたし、会場には臨時トイレも設置されていますが、その前にもスタッフが配置されており 出てくる人の手に消毒液をかけてくれました。
臨時トイレのトレーラーに上がるのも「2人ずつまで」という規制をかけて管理されていました。
映画が終われば、スタッフが列を区切っていたテープや柵を、走り出しても良いタイミングを見て順次撤去していき、スムーズに帰路に着くことが出来ました。
ただ…
私達の車、小型にも振り分けられそうな中型なのですが、始めに振り分けられる列の段階で1番右にいたにもかかわらず、男性スタッフにわざわざ逆の1番左に誘導され、その時点で前後が大型車で「あれ?」と思っていたらやはり大型のスペースに誘導され、誘導された場所のスタッフにも首を傾げられつつ前方中型スペースへ訂正誘導されて、無事に停車しました。
小型と中型のちょうど区切りの最前列で目の前にスペースがあり、スクリーンがとても見やすい位置で喜んでいたら、私達の車の直ぐ後で揉めており(車は前後で停車位置がズレるように誘導されていたのに、手違いで真後ろに停車させられたよう)、スタッフが私達に移動を依頼し、更に前列へ移動となりました。前後を車に挟まれた位置となってしまいましたが、スクリーンはよく見えたので良かったです。
結果、私達の車は後方から真ん中、真ん中から前方へと移動したのでした。
↑大型から中型車用スペースに移動。
↑最終的にはこの位置まで前進。音は、カーラジオの局を指定のものに合わせて聞きます。
終わって退場する際の待ち時間に、車の両側の窓を開けたまま夫とふざけあっていて、私が「アウチ!(痛い!)」と叫んだら、側で誘導の為に立っていた女性スタッフが直ぐに寄ってきて「大丈夫?助けが必要?!」と声を掛けてくれました。
「ごめんなさい。ふざけていただけで大丈夫です!」と慌てて答え、申し訳なく思いましたが、反面、心強いスタッフさんだなあと嬉しく思いました。
笑顔で「良い夜を!」と声を掛け合い、さようならしました。
ちょっと「見た目も小さい車を、わざわざ真逆の列の大型に振り分けたのは、振り分けた男性スタッフが車内のアジア人を見てわざとしたのでは…。」とモヤッとした被害妄想が出ていたので、彼女の行動が余計にうれしく感じられたのかも知れません。
映画も楽しめて、初めてのドライブシアター、よかったです。
2020年5月10日
ありがとうございます。励みになります。 頑張って更新しますね。夫と美味しいものを食べたいな。