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KDPで生まれて初めて小説の同人誌を作りました⑤:その後&書き忘れていたこと編

こんにちは。
前回の記事を書いてから、気がつけば半年以上経っていました。そういえば途中であれとかこれとか、考えたことあったのに、書き忘れたなあと思いつつそのままになっていました…!
この度、神奈川県相模原市の「ちいさな雑貨ギャラリー プラムツリー」さんにて開催の、「プラムツリーBOOKフェア」にて、こちらの本を委託販売させていただくことになりましたので記事の続きを書くことにしました。

イベント詳細(公式HPより引用させて頂きました)
【プラムツリー BOOKフェア vol.1 開催要項】
会期
2023年3月18日(土)・19日(日)・21日(火・祝)・24日(金)・25日(土)・26日(日)3月31日(金)・4月1日(土)・2日(日)
12:00-18:00
会場(主催)ちいさな雑貨ギャラリー プラムツリー
概要
オリジナル小説(一次創作)文芸同人誌の展示・委託販売イベント。vol.1は「ファンタジー」オンリー。(出店者は在店しません)

https://www.plumtreegallery.com/event

デジタルフライヤーはこちら。

ファンタジーオンリーのイベントです。

しかし、リアルイベントなのにAmazonで売ってるのと全く同じものを販売するのも味気ないなあ…ということで、このイベント用に、主人公のサザのナイフの形の特製しおりを新しく作りました!

すごいいい感じにできました!!

参加の方の本、どれも面白そうで、お買い物するのも楽しみです。
お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね。

…ここから本題に入ります…

「著者用コピー」のサービスを使ってみました


今回のイベントで販売する本は、アマゾンで販売しているものと全く同じです。
KDPの「著者用コピー」のサービスを使って入手しました。本の著者は印刷コストだけで本を注文できるというサービスです。
送料はかかるのですが、この方法を使えばリアルのイベントにも必要な分だけ刷って持っていけますし、何より、一冊の値段がかなり安いのがとても良いです。
私調べでは、一般的な同人誌印刷屋さんでほぼ同スペックで発注したとき、30冊くらい注文した時と一冊当たりの値段が同じくらいでした。
著者用コピーは1冊頼んでもたくさん頼んでも一冊の値段は変わらないので、大量に刷ってリアルのイベントで販売するなら印刷屋さんに頼んだ方が良いですが、私のようにそんなにたくさんは売れないと思われ、リアルイベント出展も控えめな本ならとても良いなと思いました。

著者用コピーは普通のアマゾンの注文の配達と違って届くまで数日かかったので、納期がはっきりしている時は早めに注文しておいた方がよいかもしれません。


バーコードの位置を変えたい


バーコードは含まれていないのだが、どうやって含めば良いのか分からない…

KDPの「印刷版の本のコンテンツの編集」の設定のページに、「表紙にバーコードが含まれていますか?」というチェックボックスあり、ということは自分でバーコードを配置すれば、位置を変えられるということ?と思ったのですが、こちらのヘルプを見ても具体的なやり方が書いておらず謎でした。

でも、イラストの収まり的に、バーコードの位置を変えられるならどうしても変えたい…!と思い、色々と調べてみました。そして辿り着いたのがこちらのブログです。

KDPペーパーバック版表紙作成の顛末 - logical cypher scape2

こちらによると、本を作ると同時にKDPで発行されるISBNコードを使えばバーコードを自分で作れるらしいというのがわかったので、やってみました。

ISBNってこれか〜!の図

ペーパーバックのコンテンツのページに表記されているISBNをコピーして、
バーコードどころ 
こちらのバーコード作成サイトに入力すると、ISBNのバーコードが一瞬でできてしまいました。すごい。
こちらのヘルプで「ベクター画像が望ましい」と書いてあるので、EPS形式でダウンロード。Illustrator開いてこれもまたヘルプにある決まりを守るように注意して配置しました。

  • 100% ブラック (RGB/CMYK カラーや総ベタでない)

  • 推奨サイズ: 50.8 x 30.5 mm (2 x 1.2 インチ)

  • 最小サイズ: 35.56 x 20.3 mm (1.4 x 0.8 インチ)

  • 表紙の背表紙とトリムから 6.3 mm (0.25 インチ) 以上離す

  • 背景は白一色とする

  • 天地を守り、表紙に対して水平に配置する

  • 画像は 1 つの画像として表紙に結合しない


そして注文した校正刷り(下記画像の左)では、自分が配置したバーコード(右上)、と、KDPが入れてくれたバーコード(左下)で2つ入ってしまっています。しかし校正刷はこうなるというのを先述のブログで読んで知っていたので乗り切れました。
知らなかったら「なんでバーコード2つ?????意味がわからんのだが????」となって、多分ここで挫折していました…

右上だとちょっと目立ちすぎるなあと思い、最終的にバーコードは右下に収まりました。(下記画像の右)

人物の目のところに再販禁止マークが入り、意図せず犯罪者感が出てて面白かったです


売れた量が見れるのが楽しい

マイページからこんな感じで何冊ダウンロードや購入されたかを見れるのがとても楽しいですね。
今現在はこんな感じです。
本文をカクヨムに公開しているため、独占販売の規約に抵触していそうなことが分かったのでKindleUnlimitedは途中で抜けてしまいましたが、外国からも注文してもらえるのは嬉しいです。未来を感じます。


ロイヤリティ

あれ、そういえば振り込まれてないな…と先週くらいに気がついて確認したら口座を登録していませんでした。自分のせいでした。
登録したら数日後に速攻で振り込まれました。
ロイヤリティそんなに高めに設定していないので多くはありませんが、ちょっとしたお小遣いになりました。

今後


今年中に続編も同じように本にする予定です。
出来たら詳細連絡させて頂きますので興味あればお手にとってみてくださいね。
それでは!