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Wikipediaに「7つの黄金郷」の記事を書きました5

いいかげんネタも尽きたので、これからはこのマンガの私の好きなシーンを綴っていきますね。

まずはオーリの1番のお気に入りシーンです。
このページに差し掛かると、自動的に涙腺が崩壊するほど泣けるシーンです。

それまでは海賊船の上で海の男達を前に鼓舞して気丈に振る舞っていました。しかし忍び込んだ城には母がいないとわかり、その直後母によく似た伯爵夫人を見つけ、でもその人は人違いだった。それまで張り詰めていた糸がプッと切れてしまったローズ (オーリのジプシー名)。
母への想いをこらえ切れず、その夫人に母を投影して会いたいという気持ちで踊り続けます。ローズの目からは自然と涙が溢れ、その悲哀が見ている人たちにも伝播していく。
この文章を書いているだけでウルウルしちゃいます🥺

この後にもアーサーやロレンツォへの想いなど大好きなシーンは多々ありますが、読み始めて1巻中盤から続くこのシーンで、世界観も含め一気に没入してしまいました。

で、このシーンはWikipediaではカットしてしまったので、もし書くとしたらどんな文章かなぁと思い、2パターン作ってみました。
ひとつめはWikipediaのあらすじの書き方にならって感情移入なしに淡々と、ふたつめは私の大好きなシーンなので、渾身の思いで作っています🤣
コミック1巻160ページから167ページまでです。

----- ひとつめ -----
準備のできたバレリオがローズに声をかける。
「いいね、自由におやり。わたしがカバーする。」「ん…」
ローズはふと顔をあげると、城のバルコニーに母と似た女性が。
「ち…がう……」
音楽が鳴りローズは踊り始める。
母に似た女性を見上げながら踊ると自然と涙が溢れてくる。夫人もその涙に気づき、周りで見ているバレリオやジプシー達もその悲哀を感じとる。
伯爵夫人も、陰で見ていたロレンツォも涙が止まらなかった。
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----- ふたつめ -----
準備のできたバレリオがローズに声をかける。
「いいね、自由におやり。わたしがカバーする。」「ん…」
ローズはふと顔をあげると、城のバルコニーに待ち焦がれた母が!
「ち…がう……」
一瞬の期待もすぐに落胆へと変わる。そして母への想いの整理もつかぬ間に音楽が鳴りローズは踊り始める。
母に似た女性を見上げると、その面影からまだ会えぬ母が、辛かった船上の生活が、走馬灯のようによみがえり自然と涙が溢れ出る。夫人はそんなローズに気づくと目が離せなくなり、その踊る姿を追い続け気がついた。私に呼びかけているのだと。
10年経てば父に母に会えるとドレークは言った。しかし…
もう… もう10年たちました!!
この強い想いが、激しいリズムととともに踊りに込められていく。
「天使が泣いてる」バレリオが、
「天使が泣いてる!」ジプシー達が、
今まで見せたことのないローズのその涙に、彼らは続く言葉を失った。

音楽が止み、拍手の中むせび泣くローズを抱きかかえバレリオ達は退場する。
そんなジプシー娘の踊りに涙する伯爵夫人。ロレンツォも離れた場所からローズを見つめその踊りに涙した。

(8/14 11:50 加筆修正)
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う〜ん、、、
ただ単に長くなっただけじゃないかって気もするけど、どんなもんでしょ?😆

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マーガレットコミックス1巻 (第1部①) 165ページ より


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