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Wikipediaに「7つの黄金郷」の記事を書きました6

私がこのマンガで一番好きなキャラクターは、アーサーやビンセント、ロレンツォではなく、この御方。
軍師 マリオット・ローラン。 変わってる?🤣

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この登場時からそのすべてに驚かされました。
そもそも「軍師」という言葉を知ったのもこのマンガでしたし、どういう要職を担うのか調べてみて、本当にすごい人間が来たんだなと思いました。
でもなぜこのような姿なのかは第3部に入るまでわかりませんでした。

16世紀という時代ではこれだけの障がいを抱えていたら、生きていくのは不可能だったのではないかと思います。それを若かりし頃のアーサーから、神の御加護を授かり受けお前のやることを知らなければならないと言われ、マリオットはアーサーに応えようときっと死に物狂いで知識を蓄えていったのでしょう。
それらの知見を得て、不敵な戦略によりどんなに困難な局面も乗り越えアーサーの期待に応えてきたのだと思います。

しかし、そんなマリオットでも認めざるを得ない敗北を味わいます。

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でもそれは決して敵対的な意味ではなく、オリビエにも敬愛を示します。

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このマリオットの「ああ まぶしい」というセリフ。
なんか詩的ですよね。
つまりマリオットは戦略やそれを導くための知識だけではなく、情操的な教育もしっかりと受けていたんだと思うのです。

紅蜥蜴に陽動作戦で心理戦を仕掛けることもできるけれど、オリビエを想うアーサーの気持ちや逆にオリビエの気持ちにも寄り添うことができる。
時に冷徹な目や厳しい表情を見せるときもありますが、普段のマリオットはきっと心優しい青年なんだろうなぁと思うのです。

Wikipediaでは、登場人物説明のマリオットの項目は他の人物より少々長め😆
ライザ、マリオットのお世話、これからもよろしくお願いしますね😊
https://ja.wikipedia.org/wiki/7つの黄金郷

挿絵の出典
1枚目 - マーガレットコミックス 第1部② 88-89ページ
2枚目 - マーガレットコミックス 第2部① 160ページ
3枚目 - マーガレットコミックス 第3部① 76ページ

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