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「日向坂46についての投稿が楽しみ」と言われて嬉しかったので、熱く語ってみる。

日向坂46が好き。けやき坂46(以降ひらがなけやき)の初期からずっと好き。今日は、日向坂46の成り立ち、それから先日行われた、ひなた坂46ライブと高本彩花の卒セレについて書く。


日向坂46が「日向坂46」になるまで

ちょっと複雑なんだけど、ひらがなけやきと言うのは、日向坂46が日向坂46に改名される前、現櫻坂46が改名される前のグループ名であった欅坂46の時に存在した、もうひとつのグループのことを指す。

と言うのも当時、長濱ねるちゃんと言うメンバーが諸事情で、欅坂46オーディションの最終選考を欠席。でも運営側は彼女に最高評価をつけていたことと、ねるちゃんの家族側が談判した結果、「欅坂にもうひとつグループをつくってねるちゃんをそこに置こう」と言うことになり、ねるちゃんの仲間探しと称して集まったのが「ひらがなけやき」であり、数年後改名(ここまでも濃いけど今回は割愛)、後の現日向坂46の1期生。(ちなみにねるちゃんは2019年7月に卒業している)

1期の背中を見ながら必死で追いかけた2期生、入る時期は人それぞれで、4期と1.2期の架け橋的存在になった3期生、日向坂46を誰よりも愛する4期生。

そんな28人のことが、そして、そんな日向坂46から卒業していった彼女達のことが、私は大好きだ。魅力が溢れすぎている彼女達のこと、「誰か選ぶ」なんてそんなこと、私にはできない。だからずっと箱推し。

私は、多分、日向坂46と言うグループに醸し出される雰囲気、彼女達の人柄が、当時から好きなんだと思う。

ひなた坂46(※1)として初めてのライブ

先日、1期生の高元彩花の卒セレ、そして選抜外メンバーである「ひなた坂46(※1)」による、ひなた坂46ライブが行われた。私は配信で視聴した。

会場はパシフィコ横浜。ひらがなけやき時代に発売されたアルバム、「走り出す瞬間」の初回ライブ会場でもあったこの地に、原点回帰した今回のライブ。ひらがな時代の楽曲も多数あり、当時を思い出す瞬間が多々あった。

個人的には、今回の座長である3期生、髙橋未来虹(未来虹と書いて「みくに」と読む。)が、アルバム「走り出す瞬間」より、1期生の佐々木美玲(みーぱん)のソロ曲である「わずかな光」をカバーしていたのが、とても印象的だった。

と言うのも私自身、この曲とみーぱんの声、それから秋元康さんの詞に、高校生だった当時、すごく救われた。当時の私にはこの曲がタイトル通り、私にとっての「わずかな光」だったんだと思う。

ひなた坂ライブ初回の座長として背負ってきたものが、私には想像できないくらい、いっぱいあったと思う。ただ、あの日あの場所で一人ステージに佇み、堂々と歌唱するその姿を、私は、涙なしでは見ることができなかった。

未来虹、すごく、魅力的だった。惹き込まれた。私はそれを見た時、ああ、聴けて良かった、死なずに生きていてよかった、もう少しだけ生きてみようかと、本気で思った。

それと、未来虹センターの「錆びつかない剣を持て!」のパフォーマンスが、すっごくよかった!!

高本の卒セレを見て感じた、私の後悔

本編終了後、高本の卒セレが行われた。ドレスに身を包んだ高本を見て、本当に卒業するんだよなと、疑わずにはいられなかった。推しの卒業は、何人見送っても慣れるものでは無い、私の場合は。

ただ、各メンバーが高本に一本ずつ花を手渡し、期別の代表としてメンバーがメッセージを伝えている時、私は高本のことを表面でしか見られていなかったんだと失望したのを、手に取るように感じられた。

私はこれまで、高本の容姿のよさや、モデルと言う肩書、おバカキャラと言う番組内での立ち位置…。高本のことを、目に見える部分でしか、見ていなかった。ちゃんと高本彩花を一人の人間として、その内面を、見ようとしては、見てはいなかった。

激しく後悔した。特に、4期の清水理央が高元に向けて愛を伝えていた時、私は上述したようなことをすごく強く思っていた。

その経験から改めて思った。人を見た目だけで判断しない。そりゃあ、見た目だってその何割かには含有しても仕方のないことで、それが悪いことだとも思っていない。

でもそれ「だけ」で判断することを、これからは意識的にやめたい。そう思った。私は特にそのクセが強い傾向にあることを自覚している。だからより一層、想いを強くした。

「ひなた坂46」って何ぞや(※1)

選抜外のメンバーによる「ひなた坂46ライブ」と上述した。ひなた坂46と言うのはつまり、選抜外メンバーの総称。日向坂46と言う大きな括りの中でのひとつ。

そもそも日向坂46が選抜制になったのは、今シングル「君はハニーデュー」から。それまでは全員選抜(つまり選抜をしない)が売りだったとも言える日向坂46の、それは新たな挑戦とも言える。

坂道グループの他の2つ(乃木坂、櫻坂)は、既に選抜制を導入していたことからも、私自身は(いつかはくることなんだろうな)と数年前から薄っすらではあるが想像していた。それはきっとメンバーも、他のファン(のことを日向坂46では「おひさま」と言う)も。

だから本当にそうなると知った時、私は、(遂に来たんだな)と思った。そしてその選抜になって初めてのシングルの表題曲「君はハニーデュー」のセンターが、4期生の正源司陽子と知った時も、(日向坂にこれから、新たな風が吹き込むんだろうな)と私は勝手ながらに思った。そしてそれは多分、外れていない。




長々と熱く語ってしまいました。実は先日noteで、私の日向坂46についての投稿を楽しみに拝読していると言ってくださった方がいて。それがすごくすごく嬉しくて、熱が入ってしまいました。

見出しの写真について。手前は先日のライブの感想の走り書き、それから奥にある青と白のやつは、2020年に発売された、2020年当時までの日向坂46、またそれまでのひらがなけやきの軌跡を書いた「日向坂46ストーリー」と言う書籍です。この記事を書くに当たり読み返したので、記念として。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

また飲みたいなあ、タリーズのハニーミルクラテ。これ飲みながら書くと、執筆が捗るんです…!