◇僕らは〝未完成〟。

私たちは毎日答えや正解を
探し求めて歩いていっているけど


答えや正解も
状況や環境、自分の成長度合いによって
その時々で変わってくるものだ。



あの時正解だったものは
いつの日にか不正解になるし


いまの不正解が
いつか正解になるときがある。


だから
この世界は善も悪もなく
正しい・間違っているもないのだろう


*


私たちは魂を成長させるために
この地球に生まれてきている。


何度も何度も生まれ変わり
そして
その都度あらるゆことを学んでいき

魂を成長させ磨いていく。


何回生まれ変わって
ここにいまいるのかはわからないが

私の魂はきっと過去にいろいろなことを
経験してきてくれたのだろう。


*


『人生は学びだ』

そう捉えるようになってから
人生はどんどん好転していった。


何事も学びとしてとらえていくうちに
どこか「完成した自分」を目指していた。


極端な例で言えば

１つのことを学んだから
人生の中で学びはもう終わりだ

だから私は神様だ！


というようなイメージ。

あくまでこれはとても極端な話。


何千何百回も生まれ変わっている魂を
たった一度や二度学んで磨いたからといって


そう簡単に
その魂がピッカピカになることはないのに

私たちは何かを手にしたり
学んだと思えば

自分は〝完璧だ〟なんて思い込んでしまう。



その完璧だという思い込みから


これが正しい！あれは間違っている！だの
これが正解！あれは不正解！だの


私たち人間は正解だけを一生懸命探すし
答えだけを頑張って見つけようとする。



そして

ちょっと出来ないことがあれば
すぐに落ち込み

ちょっと出来ないからって諦める。


そもそも

私たちは生まれてから死ぬまで
〝未完成〟なのだから


出来ないことがあって当たり前だし

また次から次へと
たくさんの学びがあるのは当たり前。



だから

正解を追い求める必要はないし

答えだけを探す必要もない。


出来ないからといって
落ち込む必要もないし

すべてを学び終えよう！
なんて思わなくていい。



正解なんてその都度変わる。

答えなんて死ぬまで分からない。


自分の人生を楽しく一生懸命生きること。


それが学びながら
後悔のない人生を送るための
秘訣なんだと思う。


学んでも学んでも
また違う学びが出てくるのは当たり前

だって私たちは
完成されて人間じゃなくて

未完成な人間なんだから。


私はこれからも

人生を楽しく生きながら
楽しく学んでいく。


あなたは今日何を学んだ？