◇ドラマの主人公を見てイライラしたのは、その人を通して自分の姿を見ていたからだった。#257

テレビドラマ「オー！マイ・ボス！恋は別冊で」を
見ていると上白石萌歌ちゃんが演じる
主人公・鈴木奈美を見てるとすごくイライラしている自分がいた。

テレビドラマ「オー！マイ・ボス！恋は別冊で」とは？
安定した人並みでいい生活を望んでいる主人公・鈴木奈美。ひょんなことがきっかけで新しく創刊される雑誌の編集部で編集長の雑用係をすることに。鬼の編集長のもとで奮闘する姿を描いている。

詳しいあらすじはHPをご覧ください。

オー！マイ・ボス！恋は別冊で

ドラマを見ていてイライラするということは
いままであまりなかった。

というより、イライラするな〜と思ったら
ドラマを見るのをやめるのに

なぜかこのドラマだけは見続けていた。

どうして見ていてこんなにイライラするんだろう？と思ったら
主人公の言動が自分とリンクするからだった。

主人公の奈美はすぐに
「こんなの無理！！！」「こんなことできません！！」
「なんで私にやらせるんですか？」
というようにネガティヴな発言が多いく
何事に対しても後ろ向きだ。

その姿を見て
「ずべこべいわずやらんかい！！！」
「なんでそんなすぐに諦めてんの？？」
と心の中で私は突っ込んでいるのだが

自分のことをよーく振り返ってみると
私も奈美と同じように仕事で

「こんなの出来るわけないじゃん！無理！！」
と言っていたし
「自分には無理だわ〜！」と後ろ向きで
物事を取り組んでいて

相手にイラついていたのは
自分を見ているようだったからなんだと、気づいた。

奈美の行動は日頃の私を映し出していて
普段見れない自分の姿を奈美を通して見ていたため
イライラしていたのだ。

つまり、ドラマを通して
日頃の自分の姿に怒りを覚えているだけだった。

たとえば仕事でなんの努力もしようとせずに
やる前から「こんなの無理じゃないですか？」と言ったり

周りは目標や夢に向かって
がむしゃらに行動しているのに

そんな中、自分はやる気を見せなかったりしていた。

その姿を今はドラマを通して
冷静に自分の言動のヤバさに気づくことができるが

当時の自分はその言動がヤバいということに
気づけなかったと思うと

これからの自分の言動を
しっかり直していこうと反省した。

別にネガティヴな発言をしたっていい。
後ろ向きの姿勢だっていい。

でも、それが一緒に働く人となればどうだろう？

みんなが頑張っている中
常にその姿勢でいるのは周りに失礼ではないだろうか？

そう考えると自分の行動をどうするべきなのか？
よく見えてくる。

他人の言動にイライラするときは
大抵、人を通して自分の姿を見ているときだ。

日頃自分の姿を自分の目で見ることができないが
人を通して自分の姿は見ることができる。

だからこそ、自分を見つめるのには最適だ。

人は自分の鏡。

イライラしたときは「どうしてイライラするのか？」
自分自身に聞いてみるときっと答えが見つかるはず。

最近あなたは誰かにイライラしたことはありますか？

そのイライラした人は
もしかして自分の今の姿だったりするかも。