【2023年8月】JICA海外協力隊持ち物(アフリカ・ルワンダ)
JICA海外協力隊で、ルワンダに来てから一年が経ちました。
任期中に日本に帰るつもりはなかったので、何を持ってきて何を諦めるべきか、体重計とにらめっこして選び抜かれた荷物たち。
一年経った今、それらが本当に必要だったか、また、どれぐらい使ったかを記します。
※現職参加なので任期は2年間ではなく1年8ヶ月です。
----------------------------------------
◎よく使う・必須
◯まあまあ使う
△あまり使わない
×一度も使っていない
----------------------------------------
【スーツケース・かばん】
□スーツケース2◎
左:87L 5.1kg
右:105L 3.6kg
□カメラバッグ×
しょうがなく1回使ったけどもう使ってない。
かさばる。
□ミニショルダーバッグ◎
日常使い。出かける時はいつも持ち歩く。
スマホ、財布などの貴重品を入れ、肌身離さず身につける。無印のやつ。
□リュック◎
1〜2泊の泊まりに便利。無印のやつ。
□バックパック◎
任国外旅行や長期の宿泊用に。任国外旅行がなければ正直いらなかったけど、預け荷物なしでこれだけで行けたからよかった。
【スキンケア・洗面用具】
□ボディタオル○
キガリで買える
□クレンジング◎
今3パック目(6パック中)
□化粧水◎
アクアレーベル:もう少しでなくなる
キュレル:残り2本(4本中)
無印:8割残ってる
□乳液◎
キュレル:残り1.5本(2本中)
無印:残り1.5本(2本中)
□洗顔◎
今最後の1本が8割くらい残ってる(3本中)
□その他日本で使ってたやつ○
□泊まり用スキンケアポーチとミニボトル◎
50mlのミニボトルが化粧水、乳液、クレンジング、シャンプー、リンスとか必要分あるといい。私は100mlばかり持ってきたので後悔。
アフリカ隊員は化粧水とか買えない問題がある。2年分持ってくるのは重いし、何本ぐらい必要なのか計算が面倒だったけど、本当に売っていない。でも、1年経ってこの減り具合なら余る気がする。
シャンプー、リンスはパンテーンが売っている。日本人が使うようなヘアオイルはレア。あっても高い。持ってきた方がよかったかも。(ヘア系何も持ってきてないって言ったら女性隊員に嘘でしょ…と言われた)
□日焼け止め◎
1ヶ月半で1本使う計算で大きいの13本持ってきた(持たされた)。※写真は大12本。
1年経った今で6本目だから思ったよりも減っていない。泊まりとか持ち運び用に小さいのもあると便利。
ちなみに他の日焼け止めを塗ったら焼けました。アリーは焼けません。(うるさい)
□歯磨き粉(高濃度フッ素)◎
こだわりがなければ🇷🇼で買える
□フロス◎
□歯ブラシ◎
こっちは馬用の歯ブラシみたいな(言いすぎ)ヘッドが大きいのしか売ってない。歯ブラシは訓練所で1ヶ月に一本計算って言われたけど、そんなに変えへんやろ〜と思い少なめに。広がってきたら変えるようにしていて、今4本目。
□ホワイトニング○
日本で使っていたやつの残り
□持ち運び用歯ブラシ(写真にはない)◎
泊まりのときなどによく使う。
【薬・虫除け】
□ビタミン剤△
日本のときから飲んでたけど、効果は不明。
今パッキングするなら持ってこない。
□ムヒアルファex◎
ダニ刺されのときに頻用した。ただ、一時的な痒み止め効果はあるが赤みや跡は治らない。ルワンダで買った薬と併用。
□蚊がいなくなるスプレー◎
首都キガリでの滞在時は重宝した。任地でも部屋に虫がいるとたまに使う。ダニ対策でマットレスにも使える。ただ、個人的にはおすだけベープの方がおすすめ。
□虫除けスプレー○
ダニ刺されのときは寝る前に体に塗っていた。任地は虫が少ないのであまり使わない。4本は多かった。小さいのは持ち運びに必須。
□解熱薬(タイレノール)◎
🇷🇼に来て間もなくコロナになったときと40℃の高熱が出たときに助けられた。その後も40℃を超える高熱が出た。自分は健康と思っていても、何が起こるか分からない。
□頭痛薬(ノーシンピュア)◯
生理痛や頭痛というより、腰痛のときに飲んだ。あと、泣きすぎで頭痛くなったときにいいらしい。笑
□整腸剤(ビオフェルミン)◎
便秘とは無縁だったけど🇷🇼にきて便秘になった。何が起こるかわからない。
□口内炎の塗り薬○
今のところ使っていない。
□酔い止め◯
ガタガタ道少ない。🇷🇼では一度も使っていない。任国外旅行で使った。
こんなにダニダニ言っといて、ダニ対策グッズはゼロなのです。蚊とゴキブリのことしか頭になかった。ルワンダに来て、自分がダニにすごく弱い体質だったということが分かった。アレルギー検査をしておけばよかった。
そして、やはり日本の薬はあるに越したことはない。私は「ボーコレン(膀胱炎の薬)」を持ってこようか迷ったが、6年間なってないしいらないと判断。そしてまんまと膀胱炎になり、激しく後悔。(後に悪化し、高熱で入院)
薬さえあればすぐ治るのに、ルワンダにはすぐ効く薬がない。その上、薬をもらうには何時間も待って診察しないといけない。「迷ったら持ってくる」をおすすめします。
【衣類・靴】
□スーツ(ジャケット、シャツ、パンプス)◎
使用機会は少ないけど必須
□Tシャツ6枚(ユニクロとルワンダT)◎
質が良くて自分に合うサイズのものは意外と見つけるのが難しいので重宝。ユニクロUしか勝たん。
□パーカー3枚 ◎
日焼け対策の薄いの2枚、マウンテンパーカー1枚。肌寒いときが結構あるので、薄すぎず厚すぎずのマウンテンパーカーは重宝。ほぼ毎日着てる。(というのは嘘やけどそれぐらい使う)
白のパーカーは土の汚れが目立つのでやめておけばよかった。
個人的には、薄いパーカーよりカーディガンを持ってきた方がよかった。(後に日本に帰国した隊員に頼んだ)
□スポーツ系Tシャツ2枚◯
普段の運動用に一応持ってきたけど、まさかの体育隊員並に体育の授業をすることになったので持ってきてよかった。パジャマにもよく使う。エアリズムしか勝たん。
□ジャージ2本◎
上に同じ。
□帽子(キャップ2、バケットハット1)◎
体育の授業のときはキャップ、普段使いはバケットという感じ。日差しが強いので、帽子をかぶらずに長時間外にいて…を繰り返していると頭皮が猿になる。こだわりないのでキャップは1でよかった。
□きれいめズボン2本◎
黒はスーツのズボンとしても使っている。汚れるので学校にはあんまり履いていかないが、首都ではよく履いていた。
□浴衣
一応持ってきたけど、日本のイベントがあるときに着られたので持ってきてよかった。(浴衣着たさに自分で企画しただけ)JICA事務所にも数着はあります。
□靴下
・パンプス用1
・くるぶし1
・ミドル3
・長め2
・トレッキングソックス2
服装に合わせて長さも色々。消耗品なのでもっと持ってくればよかった。🇷🇼にも売っているけどすぐ破れるらしい。だから、最近靴下不足のためサンダルばかり。トレッキングソックスは念のため〜と思って持ってきたが、ダニ対策や寒さ対策で使える。
【靴】
□スニーカー(トレッキングシューズ)◎
基本毎日これ。疲れないのがよい。でもグレーにしたから汚れが目立つ。黒系にすればよかった。
□サンダル TeVa◎
長時間歩いても疲れない。優秀すぎる。任国外旅行はずっとこれで過ごした。砂漠も海もいけた。ただ、🇷🇼ではつま先踏まれる率高いから、keenのつまさきカバーされてるやつでもよかった。
もう一足ぐらいスニーカーを持ってくればよかった。🇷🇼で買う靴はすぐに壊れるらしい。
【下着(写真なし)】
□ブラトップ5◎
□シームレスショーツ6◎
□吸水ショーツ4○
どうせ使えばその日に洗うし一日で乾くので、2でよかった。
全部ユニクロ。ユニクロ様様。乾きやすいのが一番。週に2回の洗濯で回してます。
ブラトップは手洗いでボロボロになってきたので、一枚買い足した。(一時帰国した同期にお願いした)
服は🇷🇼でも買えるやろ〜と思って最低限しか持ってこなかった。もちろん買えるし私はよくキテンゲを着てるからいいのだけど、自分に合ったサイズがなかなかないし、この質でこの値段?ということが多い。何が言いたいかというと、結論ユニクロは神。
あと、綺麗めのワンピースやアクセサリーもゼロ。とにかく危ない目に遭いたくなくて、目立ちたくなかったから。でも、こっちの人オシャレ。自分が任地で一番みすぼらしく素朴な格好してるんじゃないかと感じ、たまに恥ずかしくなる。
【電子機器】
□プロジェクター◯
学校でオンライン授業などするために。写真や動画を見せるときにも使える。が、あまり使えていないのが現状。スマホと繋げるHDMIケーブルを持ってこればよかったと後悔。
□スピーカー◎
家でも使えるし、授業でもほぼ毎回使っている。
□除菌ボトル◎◎◎
これほんま花丸あげたいくらい。「水を除菌してくれるボトル」これのおかげで私は水を買わず、いつも水道水を飲んでいる。お腹を壊したことはない。(雨水に使ったときはさすがに壊した)親友がくれた。
□MacBook◎
PCはなにかと必要。JICA関連の資料はMacよりWindowsが便利という情報を聞いたことがあるが、Macで何の問題もない。
□iPad mini◯
Wi-Fiが使える首都滞在時は多用。語学訓練はノートを使わずノートアプリで。任地に行くとWi-Fiがないため、読書やイラストでしか使わなくなった。
□ミラーレス一眼◎◎◎
写真好きは絶対持ってくるべき。やっぱりスマホ(iPhone)とは全然違う。
□広角レンズ◯
普段はあんまり使わない。任国外旅行で重宝。
□スマホガラスカバーの替え◎
まんまと割れました。
□CD入れるやつ×
一度も使ってないしきっと残りも使わない
□SSD(サンディスク)◎
動画や写真などのデータを保存。スマホだけじゃすぐいっぱいになるし、いつスマホを失うかわからないから、思い出を失わないためにも二重で保存。
□モバイルバッテリー◎
移動時間が長いときや任国外旅行であると便利。
□ワイヤレスイヤホン◯
バスの中で音楽とか聞きたいけど、目立ちたくないのであまり使っていない。
□電子辞書×
何で持ってきたんだろう。意味がわからない。
□腕時計◎
日本の学校時代から使っていたもの。授業をするので個人的には必須。秒まで分かるやつが使いやすい。
【日用品系】
□エコバッグ◎ 2
めっちゃ使う。使いすぎて汚くなったのでもう一個持ってくればよかった。こちらでは紙袋しかもらえない。
□包丁◎
ルワンダの包丁はよく切れない。いいお店で買えばいいものが買えるかも。(日本より高い)
□ピーラー◎
頻用
□ソーラーランタン◎
停電の時に便利。
□綿棒◯
🇷🇼で買える。
□ヘッドライト◯
停電時、ソーラーランタンもスマホも充電がなくなったときに使うことがある。まあなくても問題ない。
□ウェットティッシュ◯
🇷🇼で買える。
□ふきん◯
吸水性がいいものは中華スーパーにある。
□変換プラグ◎
絶対必要。ルワンダはCタイプが多い。首都のホテル滞在時に頻用。任国外旅行にも。
□洗濯ひも◯
外国人用スーパーに売っていた。
□洗濯バサミ◯
🇷🇼で買える。
□手拭い◎
実用性は高いが、吸水性が高いものは中華スーパーで買える。せっかく日本の柄なので、布として使って何か作ろうと考え中。
□セームタオル2◎
かさばらないし吸水性すごいし最強。
1枚はお風呂用、もう一枚は泊まりなど持ち運び用に使っている。
□爪切り◎
□体温計◎
□カナビラ◯
協力隊の持ち物の記事を見て、いやこれ何に使うんやと思いつつ持ってきたが、意外と使える。鞄につけて帽子ぶらさげたり。
□S字フック◎
首都滞在時や家でも多用。収納がない家が多いので、何かとぶらさげがち。
□南京錠3◯
ルワンダ平和だから使っていない。任国外旅行で使った。が、3個はいらない。
【食品】
□日本食 ◯
ほんだしと味噌汁(調味料として)しか使っていない。日本のものは買えないけど、首都の中華スーパーで醤油とか鶏ガラとか買えるから、なんやかんやで美味しくやっていける。あと、なんやかんやで日本のお土産をもらう機会が多い。日本食恋しい〜(泣)とか今のところない。ただ、これは本当に人による。
高熱が出たとき、ポカリには大変お世話になりました。
最後の最後の荷物調整で、母に「いや、料理しにいくんちゃうんやから」と言われ、確かにと思い、みりんと酒を手放した。当初は激しく後悔したが、結局いつかはなくなるしまあよし。
【活動(学校)系】
□教科書◯
最初、教材研究で使った。やはり参考になる。帰国時には学校に寄付予定。
□折り紙◎
□マスキングテープ◯
□絵の具◯
□リコーダー◯
□鍵盤ハーモニカのホース◯
□クレヨン◯
□水性マーカー◎
□筆箱×
筆箱はかさばるので使っていない(こちらにきて小さいのを作った)
□筆記用具◎
お気に入りのボールペンは必須。勉強用で蛍光ペンを持ってこればよかった。
□筆◯
ありがたいことに、私の活動先にはクレヨンや絵の具などの画材がたくさんある。そのため、自分で持ってきたものはあまり使っていない。水性マーカーは教材を作るときに重宝。
【趣味系】
刺繍糸、刺繍枠は本当に持ってきてよかった。ルワンダでは見かけない。
【日本のお土産】
□日本ぽい柄の手拭い◯
□せんす◯
全部100均。来たばかりのときに大家さんと校長先生に渡したが、必須ではないと思う。ばらまける飴とかでもよかったかな。
【その他】
これは本当に個人的な意見だが、アフリカ生活では癒しが少ないため、「自分のお気に入りの香り」のグッズを持ってくると救われる。
以上、アラサー女性の荷物紹介でした。
アフリカで2年間暮らすとなると、何を持っていくべきか悩みますよね。私は出発前、荷物準備にすごく労力を使ったような気がします。
なので、少しでも参考になれば嬉しいです。
また、質問があれば気軽に聞いてください☺︎