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エッセイ

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つらつら
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#うつ病

ラジオの庇護

ラジオの庇護

暇さえあればラジオを聴いていた。
 深夜の芸人ラジオばかり好んだ。
 友人と深夜のファミレスで話すような、休み時間に教室の後ろで繰り広げられるような稚拙な会話が、私の身体にオーラのようにまとわりついて、なんとも言えぬ温もりと安心感があった。
 しかし、このところ自分で考えることが減った。減ったといより、その時間がまるまるラジオになった。
 うつ病であるから脳を守るにはよかった。
 ただ、ここし

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