【書評】残像に口紅を/筒井康隆

タイトルからは内容が全く想像つかなかった、
どんな言葉で表現していいのかわからない。
言葉は武器として
自分の身を守ることができる時もある。
その反面、相手に向かって攻撃する
道具にもなる。
自分はどんな風に言葉を使えているのか。   
自分自身に問いかけた。
こんな状況におかれた主人公に
感情移入するのは初めてだ。
後にも先にも最後かもしれない。