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土砂災害の人的被害をゼロにする。
皆さんこんにちは、ソマノベースの西来路です。
今日は「戻り苗」を製造している私たちについて、少しお伝えしたいと思います。
今や様々な森林保全への取り組みが行われています。
二酸化炭素の排出量軽減や、生物多様性の保全など、その目的も様々です。
戻り苗は、森づくりへ直接的に参加出来るカタチを模索し、大切にしてきました。
それは、ソマノベースが目指す未来を一緒にイメージしていただくためです。
私たちは皆さんと一緒に、土砂災害リスクの低い山づくりを行うことを目指しています。
模索し、見つけた土砂災害と森づくりの関係
2011年9月、東日本大震災が起こったあの年、もう一つ大きな自然災害が発生していました。
紀伊半島大水害。
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ソマノベースの代表 奥川は、当時高校1年生。
雨の音が大きくなるたびに不安は募り、土砂に押し流された町の復興ボランティアに参加する中で、
何もない田舎の故郷は、思いの詰まった大切な故郷へと変わりました。
離れていく、人と森の距離
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人々と木々の絆が薄れ、建築やインテリア自体への価値は残ったものの、
普段触れている木材ははどこで生まれて、
どのようにして今ここにあるのか関心が薄まっていきました。
安く大量に輸入される外国産の木材に、
国産材の木材は居場所を奪われ、
価格もどんどん下がっていきました。
山を管理する人たちは、新しい森を作り出す「植林」にお金が割けず、
伐採したものの新しい苗が植えられない山が増えていきました。
木々は、Co2の削減や生物多様性を保護する役割を担っていますが、
自然の力で土砂災害のリスクを下げる役割をも担っています。
根は山の表面の土を掴み土砂の流出を防ぎます。
幹は水分を溜め込んで、
川に大量の水が流れ込むことを防ぎます。
苗木を育て、災害のない森をつくっていく
育てられた苗木は『紀伊半島大水害』があった場所、和歌山県へ植林されます。
皆さんと一緒に山づくりの課題を解決し、土砂災害リスクの低い山づくりを行っていきます。
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地域との循環。森との循環。
MODRINAEの鉢は、育った苗が戻る場所、
和歌山県田辺市に叢生する国産ヒノキ材を使用しています。
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50年前に芽吹き、個性を持って育った天然木材が、
田辺市の職人の手によって削られ、組み合わされました。
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静かに、確かに私たちのそばで生きる山を彷彿とするデザインに仕上げています。
あなたの育てる苗木の未来の姿が、香りが、手触りがそこにあります。
皆さんのご家庭で育まれたMODRINAEは、その生命を森林に、後世の人々に繋いでいきます。
お部屋で育った後、一本の木として森の中で生き続け、
50年後にはどなたかの生活に寄り添うものへと生まれ変わるのです。
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和歌山の森で生まれたどんぐりが、全国の家庭で育てられ、また和歌山の森に戻っていく。
そして、その森で生まれた木の製品を私たちで使い続けていく。
人は木材を利用し、次の森を育てる。
森は空気や水、新たな生命を生み出す。
人々と木々がずっとこの先も共に生き続けられるように二つの間に流れる循環を守り続けます。
10月1日には皆さんの質問にお応えするInsta LIVEも
戻り苗への参加を楽しみにされている皆さんの不安や、期待に直接触れたいと、
今季の販売が始まる10月1日21時からMODRINAE公式InstagramでのLIVEミーティングを予定しております。
是非ご参加お待ちしております。
ご参加いただけなかった皆さんも後にアーカイブ(IGTV)よりご覧いただけます。
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